Neowinは7月26日(現地時間)、「Microsoft Edge exclusively had this Windows 11 feature for 10 years that Chrome finally got - Neowin」において、Windows上のGoogle ChromeがNetflixのUltra HD(4K)再生に正式対応したと伝えた。

WindowsではMicrosoft Edgeが2016年からNetflixの4K再生に対応しており、Chromeも同じChromium系でありながら長期間未対応の状態が続いていた。約10年間、後塵を拝した形だが、2026年初頭ごろにChromeもNetflixの4K再生をサポートしたことが確認された。

Googleの公式発表は確認できておらず、正式な導入時期は明らかになっていない。Googleが発表を見送った理由は定かでないが、Netflixのサポートページで、Google Chromeが正式にUltra HD(4K)対応ブラウザとして掲載されている。

  • Windows版Google ChromeがNetflixの4K再生に正式対応 出典:Google

    Windows版Google ChromeがNetflixの4K再生に正式対応 出典:Google

ChromeでNetflixを4K視聴するための要件

ChromeでNetflixの4K映像を視聴するには、バージョン117以降を利用する必要がある。また、映像がHEVC(H.265)形式で配信される場合は、MicrosoftのHEVCビデオ拡張機能を導入しなければ正常に再生できない場合がある。

再生要件は他にもあり、次のすべての条件も満たす必要があるという。

  • Ultra HD(4K)に対応したプランへの加入と再生設定
  • 15Mbps以上の通信速度を維持できる安定したインターネット環境
  • HDCP 2.2および60KHz以上のリフレッシュレートに対応した4Kディスプレイ。複数のディスプレイを接続する場合は、すべてのディスプレイがこの要件を満たす必要がある
  • 最新の更新プログラムを適用したWindows 11システム

これら要件を満たすことで、ChromeユーザーはNetflixの4K映像を視聴できる。なお、Dolby VisionおよびDolby Digital Plusコーデックは依然としてサポートしていないとのこと。

FirefoxとOperaは4K再生に未対応

一方、Mozilla FirefoxおよびOperaは、Netflixの4K再生に対応しておらず、視聴可能な解像度はフルHD(1080p)までだ。Neowinの記者は「Firefoxも近いうちに対応してくれることを期待している」と述べ、Chromeと同様の仕組みの導入に期待感を示した。

Windows環境における高品質な映像再生機能ではMicrosoft Edgeが先行している。映像コンテンツに関しては技術的な課題の他に、動画フォーマットのライセンス費用の問題があり、対応は簡単ではない。動画コーデックのライセンスやDRMへの対応にはコストが伴うため、Firefoxが今後対応するかどうかは不透明だ。