インターステラテクノロジズ(IST)は、6月30日に北海道大樹町にて行った、観測ロケット「MOMO」2号機の打上げ実験映像を公開したと発表した。同ロケットは、数メートル上昇したのちにエンジンが停止。その結果、機体は落下、炎上した。

MOMO2号機は、全長約10m、直径50cmで重量1,150kgのロケット。既報の通り、ロケットは離昇後すぐに推力を失い、地上に落下後2時間ほど燃焼して自然鎮火。負傷者は発生しなかった。同ロケットは、離昇直後からエンジン上部付近より火炎が噴出しており、なんらかの不具合が起きたものと推定されているという。

同社は、今後さらなる解析を進め改めて情報公開する予定だということだ。