ニッポーは、複数ノズル径をラインアップし、ノズル高さ自動調節機能を搭載するなど、マンマシーンインターフェースに優れた熱溶解積層方式(FFF)の3Dプリンタ「NF -600S」を発売すると発表した。本体価格は19万8,000円(税別)。

熱溶解積層方式(FFF)の3Dプリンタ「NF -600S」

熱溶解積層方式(FFF)の3Dプリンタ「NF -600S」

同製品は、最大200×200×170mm(幅×奥行×高さ)の造形が行えるデスクトップタイプの3Dプリンタ。ノズル高さ自動調節機能を搭載しているほか、造形テーブルを柔らかい素材でマグネット仕様にすることにより完成後の造形物を簡単に取り外せるなど、細かい部分も配慮されている。

また、微細/標準/大口径ノズルがラインアップされており、素材や目的に合わせた造形が可能になるとともに、ノズル交換に関してもユニット交換方式が採用されているので、簡単な作業で取り換えが可能となっている。使用可能なフィラメントもPLA、ABS-SG、PPGWに対応しているほか、2018年6月にTPCなどのエラストマー系のフィラメントが追加される予定となっているなど、今後も多様なフィラメント材料に対応をしていくということだ。