Kudanは1月25日、開発エンジニアを対象としたソフトウェア開発キット(SDK)「AR/VRエンジン」にUnity 3Dを対応させた「Unity Package」の日本国内でのダウンロード提供を開始したと発表した。また、ウェアラブル向けAR/VRモジュール分野にてジグソーとの共同研究を開始したことも併せて発表した。

同エンジンはiPhone、Andoroidだけでなく、ウェアラブルなどにも対応できるように構築されており、細部の調整や既存アプリとの合体も可能。オフラインで数万以上の画像が認識できるほか、既存エンジン比で80%以上の開発工数削減が可能で、Unity3Dにも対応している。

また、ジグソーとの共同開発では、AR/VRエンジンの小型軽量化およびLTE通信チップへのモジュール組み込みを行うことで、メディカル・医療分野のオペサポート、製造業における機器のメンテナンスでの活用を目指すとしており、すでにスイスの医療用機器開発のMindmaze向けに、画像認識が可能なウェアラブルグラスにAR/VRエンジンを組み込んでの提供も行っているという。

AR/VRの活用イメージ