エルピーダメモリは1月20日、x32ビット構成の1GビットXDR DRAMを製品化したことを発表した。グラフィックスメモリとしてGDDR5を上回る7.2GHz動作、1デバイスでの28.8GBpsのデータ転送レートを実現する。すでにサンプル出荷を開始しており、2009年4月より量産を開始する予定。

×32ビット構成の1GビットXDR DRAM

同製品は65nmプロセスを採用しており、1.5Vの電圧で駆動する。x32ビットインタフェースを採用したことにより、x16ビット構成の512MビットXDR DRAM2個搭載に比べ、消費電力を35~40%削減することが可能となっている。

データ幅は×4/8/16/32ビット プログラマブルで、パッケージは104ボールFBGA(×4/8/16)、150ボールFBGA(×32)の2種類を用意、インタフェースはDRSL(DQピン)、RSL(RQピン)としている。