まずはRAPの開発環境を準備し、テンプレートで作成できる簡単なアプリケーションを動作させてみよう。RAPアプリケーションを開発するためのプラグインは更新サイトからインストールすることができる。動作にはEclipse 3.3が必要だ。

また、RAPアプリケーション開発/実行用のターゲットプラットフォームを別途用意する必要がある。RAPのダウンロードページからrap-1.0-R-target-3.3-20071010-2241.zipをダウンロードし、適当な場所に展開しておこう(ここではC:\rap\eclipseに展開した)。このアーカイブの中にはRAPアプリケーションの開発/実行に必要なプラグインが含まれている。

図2 ターゲットプラットフォームのダウンロード

展開したフォルダをEclipseの設定ダイアログの「Plug-in Development」→「Target Platform」のページでターゲットプラットフォームのロケーションとして設定しておく。

図3 ターゲットプラットフォームの設定

以上でRAPアプリケーションを開発するための準備は完了だ。