ElevationSpaceと日本低軌道社中は、“ポストISS時代”の地球低軌道(LEO)活動を見据えたインフラ確立に向け、宇宙戦略基金において各社が採択された技術開発テーマの成果を相互連携する覚書(MoU)を締結したと5月11日に発表。両社は官民連携のもと、日本モジュールを核としたエコシステムを社会実装することで、持続可能なLEO経済圏の構築に取り組む。
ElevationSpaceは、宇宙戦略基金「高頻度物資回収システム技術」の実施機関として採択され、地球低軌道拠点から高頻度物資回収を実現する小型無人回収サービス「ELS-RS」の開発を進めている。
日本低軌道社中は、宇宙戦略基金「低軌道自律飛行型モジュールシステム技術」、「国際競争力と自立・自在性を有する物資補給システムに係る技術」および「船外利用効率化技術」の実施機関として採択され、LEO向けの低軌道自律飛行型モジュールシステム(日本モジュール)と、商用物資補給船(HTV-XC)などを開発中だ。
両社は今回のMoU(Memorandum of understanding)を踏まえ、宇宙戦略基金事業でそれぞれ採択された技術開発テーマの成果を相互連携させることを確認。
現在の国際宇宙ステーション(ISS)が運用終了を迎えた後の“ポストISS時代”における日本の自律的かつ国際競争力のある地球低軌道活動インフラの確立に寄与することを目的とし、成立性や事業性等の検討を進め、打ち上げから物資補給、軌道上実験・実証、物資回収までの一連のサービス開発をめざす。

