小林市・国富町・えびの市周辺の信頼できる給湯器修理・交換業者6選

悪質な業者による被害例と防止策

給湯器専門業者は、基本的に安くスピーディーな対応が受けられますが、なかには悪質な業者も存在します。

今回は、悪質な業者との取引でよくある被害について「費用が高すぎる・安すぎる・時間がかかる・詐欺」の4種類を紹介します。

見積り金額が高すぎる

1つ目に、給湯器の修理や交換を相談して、出された見積もり金額が高すぎることが挙げられます。

給湯器工事にかかる費用は、メーカーやガス会社、給湯器専門業者などどこにお願いするかによっても変わりますが、一般的にはメーカーやガス会社は給湯器の修理や交換を専門としていないため、費用が高くなる傾向にあります。

また、なかには不必要な工事やオプションを押し売りしてくる厄介な業者もあるようです。費用が高すぎると感じた場合は、複数社で見積もりを取ったり、相場と比較したりしてみましょう。

安すぎるために工事の質が低い

2つ目に、先ほどとは反対に、依頼費用が安すぎるために工事の質が低いことも典型的な被害例のひとつです。

給湯器の修理や交換を依頼する際の判断基準として、その業者が資格を持っているかを見るようにしましょう。給湯器の工事は素人ができるものではなく、専門的な知識と技術を持った資格保有者しかできない工事もあります。

しかし、悪質な業者の場合は無資格でスキル不足のスタッフを1人で現場に向かわせることもあるため、契約前に費用を確認し、あまりにも安すぎる場合はその分品質が下がる可能性も考えておきましょう。

着工までの時間がかかりすぎる

3つ目に、交換や修理を依頼したのに着工までの時間がかかりすぎる、といった被害がよく起こっているようです。

給湯器は生活に欠かせないものであるため、多くの方が1日でも早く修理や交換をしてもらいたいと考えるでしょう。

どの業者に依頼するかやその時の業者のスケジュールによっても着工までの時間は異なりますが、なるべく早く対応してもらいたい方は、工事日程に関して明確に提示してくれたりできる限り近い日程を提示してくれる業者を選ぶことで、早急な対応が受けられるでしょう。

給湯器交換の詐欺

4つ目に、訪問型の給湯器交換の詐欺も、業者による被害の例として少なくありません。

給湯器の修理や交換は専門的な技術が必要と述べましたが、そこに漬け込み、給湯器に関する知識があまりない人を狙った詐欺が発生しているようです。

詐欺被害を防ぐための対策として、相場を事前に知っておく・すぐに契約しない・詐欺の事例を知っておくことなどが挙げられます。

参考記事：ガス給湯器の交換費用、正しい選び方、失敗しない業者選びのポイントを紹介

給湯器で表示されやすいエラーコード

給湯機の使用中に、見慣れない数字が表示された経験はありませんか？

給湯器に表示されるエラーコードは、給湯器に不具合が生じたとき表示される2桁、または3桁の数字です。コードはリンナイやパロマなど、主要の給湯器メーカー間で統一されています。

このうち、エラーの原因を表しているのは左2桁です。たとえば「111」と「11」は、同じ点火不良のエラーを表しています。また「140」と「14」も意味は同じ。過熱防止装置が作動していることを伝えるエラーです。

給湯器のエラーは、状況に応じて業者への連絡が必要です。必ずしも自分で対処可能とはいえません。この記事では給湯器のエラーコード「111・11」、「140・14」の原因、対処法を紹介します。

エラーコード111・11の原因｜点火不良

111・11は、給湯器エラーのなかでも頻発しやすいコードです。給湯器が点火不良を起こしているときに表示されます。原因として考えられるのは、以下の内容です。

• ガス供給がストップしている
• ガス・点火に影響する部品の故障
• 給排気の不具合
• 自然現象による湿度の上昇

111・11のエラーコードは、給湯器が不具合を起こしている可能性があります。災害や天候が原因となり、エラーが生じるケースもあるでしょう。

またガス会社との契約に何らかのトラブルが生じ、ガスの供給がストップすることも。念のため、ガス会社からの連絡がなかったかどうかを確認しましょう。

エラーコード111・11の対処法

給湯器のリモコンにエラーコード111・11が表示されたときは、自分で解決できる可能性があります。まずはリモコンのリセットを試してみてください。

手順を紹介します。

• 1.温水の蛇口を閉める
• 2.給湯器の運転を停止する
• 3.リモコンの電源をオフにする
• 4.リモコンの電源をオンにする
• 5.エラーコードが表示されていないことを確認する
• 6.温水の蛇口を開ける

もしリモコンをリセットしてもエラーコードが表示される場合は、給湯器本体をリセットすることでエラーが解消できる可能性があります。ただし本体のリセットを行う際は、ガスの匂いがないこと、雨が降っていないことを確認してから行いましょう。

給湯器本体のリセットは、以下の手順で行います。

• 1.温水の蛇口を閉める
• 2.給湯器の電源プラグを抜く
• 3.約10秒後に電源プラグをコンセントに差す
• 4.温水の蛇口を開ける

リモコン、給湯器本体をリセットしてもエラーコードが消えないのなら、業者に相談することをおすすめします。

エラーコード140・14の原因｜過熱防止装置（温度ヒューズ）が作動

140・14のエラーコードは、給湯器の過熱防止装置（温度ヒューズ）が作動しているサイン。給湯器の温度調節機能に不具合によって表示される、危険度の高いエラーコードです。

温水を使用しているときに表示された場合は、給湯回路に異常が生じています。暖房使用時に表示されたのであれば、暖房回路がエラーを起こしている状態です。

エラーコード140・14の対処法

140・14は危険性の高いエラーコード。エラーを解消するには、業者による給湯器の点検や修理、交換が必要です。ただちに給湯器の使用を中止し、業者に連絡することをおすすめします。

一般家庭でエラーを直すのは難しいことですが、一時的な対処法として以下の方法を紹介します。実行する際は、熱湯に注意しながらお試しください。

• 温水の蛇口を閉める
• 給湯器の電源を落とす

140・14のエラーコードは、おもに使用期間が約10年経過した給湯器に見られます。一時的に解決したとしても、再度表示される可能性が高いため、なるべく早く業者に連絡し、給湯器のメンテナンスを依頼しましょう。

参考記事：給湯器のエラーの際に表示される「エラーコード」の意味とその対処法とは

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