給湯器修理交換業者を 選ぶ際の注意点!!
給湯器修理交換業者を選ぶ際の注意点としては以下の9つのポイントがあげられます。
- かかる費用
- 対応エリア
- 対応時間・駆け付け時間
- スタッフの対応
- 資格の有無
- 保証やアフターサービス
- 施工実績
- 口コミや評判
- 取り扱いメーカーや在庫数
かかる費用
給湯器の修理や交換をする際にあらかじめ見積もりを出す場合が多いと思いますが、その見積金額が適切であるかを確認しましょう。
見積金額があまりにも高すぎる、もしくはあまりにも安すぎる場合は信頼できる業者とは言えませんので、見積もりをもらった際に費用の相場とどのくらい違うのかを確認しておく必要があります。
自分が直面しているトラブルを解決するための費用相場を一番簡単に知る方法としては、複数の業者で相見積もりを行うのが良いでしょう。
相見積もりを行い複数の業者の見積金額を比較することで、おおよその相場を知ることができますし、あまりにも高すぎる、もしくはあまりにも安すぎる業者がいる場合もすぐに知ることができます。
給湯器の修理や交換にかかる費用はできるだけ安い方が良いという人も多いですが、ただ安いだけの業者を選ぶと施工まで時間がかかる・手抜きの工事をされる・余計な費用を請求されるなどの被害にある可能性もありますので、費用については注意しましょう。
対応エリア
給湯器修理・交換業者にはそれぞれ対応可能エリアがあり、対応可能エリアの範囲外から依頼する場合、駆け付けまでに時間がかかったり、最悪の場合対応してもらえない可能性もありますので、業者の対応エリアを必ず確認しましょう。
実は対応エリア外の給湯器修理・交換でも対応してくれるという業者もいますが、その場合、追加で費用が発生するケースも少なくありません。
そのため、いくら良いサービスを行っている業者であっても費用が高くついてしまい、その結果同じトラブルを解決する場合でも対応エリア内の業者と比べると、損をしてしまいます。
また、最悪の場合対応してもらえないケースもあり、緊急性が高いトラブルだった場合、余計な時間を使った影響で被害が拡大してしまう事も考えられます。
そのため、ホームページなどで対応エリアを必ず確認するとともに、対応エリア外だった場合追加費用がかかるのか、などもきちんと確認しておくことで、お金や時間を無駄にせずに業者に依頼することができます。
対応時間・駆け付け時間
業者によって受付・対応時間や連絡を受けてから訪問までの駆け付け時間に違いがあるため、その部分は必ずチェックしておきましょう。
給湯器トラブルは突然発生することがほとんどで、例えば土日祝日に対応してくれない業者の場合、来週月曜まではお湯が使えないのに対し、年中無休で対応してくれる業者の場合は土曜日中にトラブルが解決できる可能性もあり、その被害の長さは大きく違うことになります。
駆け付け時間に関しても重要で、給湯器トラブルの中には深夜・早朝などの依頼しづらい時間帯に起こることも少なくないため、すぐに駆け付けてくれる業者の方が対応も早く、ありがたい人も多いと思います。
そのため、受付・対応時間や最短駆け付け時間に関してはホームページなどでチェックしておきましょう。
スタッフの対応
スタッフの対応によってその業者が信頼できるのかを計る一つの指標となるため、見積もりを依頼する際はどのような対応なのかをチェックしましょう。
具体的には以下のようなポイントで判断することができます。
- 質問に対して明確な回答をくれるか
- 施工までの流れや費用について分かりやすく説明してくれるか
- 言葉遣いや態度は丁寧か
できれば見積もりを依頼する際には電話で依頼を行い、電話対応スタッフの対応をチェックするとともに、実際に訪問に来たスタッフに対しても同じように対応をチェックすることでその業者の本質を感じることができるでしょう。
特に電話対応スタッフは顧客と業者が初めて接触する部分でもあり、特に教育が行き届いているはずですので、このスタッフの対応に違和感がある場合は依頼するのをやめた方が良いかもしれません。
資格の有無
給湯器の修理・交換には必ず資格が必要になりますので、見積もりを依頼する際にスタッフがどのような資格を持っているのかをチェックしておきましょう。
具体的には以下のような資格があります。
- 液化石油ガス設備士
- ガス機器設置スペシャリスト
- ガス可とう管接続工事監督者
- ガス消費機器設置工事監督者
- 日本ガス協会 簡易内管施工士
- TES工事士
- 給水装置工事主任技術者
これらの詳しい説明は省きますが、基本的には資格を持っていれば持っているほど信頼度が高いと考えて良いでしょう。
無資格での給湯器交換は違法となりますので、業者は何かしらの資格を持っているとは思いますが、施工するスタッフがどのような資格を持っているかは訪問した際に必ず聞いておきましょう。
保証やアフターサービス
給湯器は約10年近く使い続けるものですので、業者によって保証やアフターサービスがしっかりしているかを必ず確認しておきましょう。
給湯器の寿命は約10年と言われているため、その間にさまざまな原因で故障が起きる可能性がありますが、そんな時に使える保証やアフターサービスは業者によって違いがあります。
特にアフターサービスは業者によって独自に制定されているものもあり、実際に業者選びのポイントとして多くの人が注目しています。
そのため、保証期間の長さやどんなアフターサービスがあるのかを必ず確認し、長く使う給湯器のメンテナンス体制が整っている業者を選びましょう。
施工実績
施工実績が豊富な業者はそれだけ知識や経験もあり、他の顧客に信頼されている証でもあるため、施工実績がどのくらいあるのか、内容はどうかを確認しましょう。
多くの業者はホームページ内に「年間〇〇件以上」と施工実績を公開しており、中には対処方法やかかった費用、お客様の声など具体的な施工の中身を紹介している業者もいます。
また、施工実績数以外にも創業年数や工事拠点数も併せてチェックしておきましょう。
創業年数が長い業者はそれだけ実績も豊富にあることが考えられますし、工事拠点数が多い業者は多くの人に信頼されてきたからこそ規模が大きくなったのだと考えられます。
そのため、施工実績が多い・創業年数が長い・工事拠点数が多い業者は信頼できる業者である確率が高いため、この部分はチェックしておきましょう。
口コミや評判
ネット上に投稿されている口コミや評判を鵜呑みにしてしまうと、信頼できる業者に依頼するチャンスを逃してしまう可能性があるため、参考程度に見ておくことを心がけましょう。
口コミや評判には以前より自作自演の投稿が多く、例えばわざと自社の評価を上げるための投稿や、他社の評価を下げるための投稿を行っている業者もいるようです。
ただし、自作自演の投稿だけではなく、本当にその業者を体験した感想を投稿している場合もあり、その2つを見分けるのは至難の業です。
そのため、評価が良すぎる業者・評価が悪すぎる業者は自作自演もしくはサクラによる書き込みの被害に遭っている可能性もあり、なおかつ本当の口コミとの区別がつかない場合、その投稿自体を信用することは得策ではありません。
つまり、インターネット上で誰でも見られる口コミや評判は操作されている可能性があるため、評価を鵜呑みにせずにあくまで参考程度にしておきましょう。
取り扱いメーカーや在庫数
取り扱いメーカー数や在庫数が多い業者は、それだけ修理や交換の依頼に対して柔軟に対応できる可能性がありますので、ホームページや見積もりの際に確認しておきましょう。
給湯器の修理や交換には必ず新しいパーツや給湯器本体が必要になりますが、その際に必要なパーツや給湯器を保有していない場合、メーカーから取り寄せる時間がかかってしまいます。
保有している業者と比較するとどうしてもトラブル解決までに時間がかかってしまうことが多いため、どんなメーカーを取り扱っているのか、在庫状況はどうなのかを確認しておきましょう。
ただし、業者の中には在庫を保有していない状態でもレンタル給湯器等で対応してくれる業者もいるため、そういったサービスがあるのかも念の為確認しておきましょう。