![かつて共闘した(左)アルベロア監督と(右)モウリーニョ監督 [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズは現地時間28日に最終節の全18試合が一斉開催される。
第7節終了時点でアーセナルの2位以上、バイエルンの4位以上が確定したCLリーグフェーズ。決勝トーナメントへのストレートインやプレーオフ進出権をかけた最終節ではパリ・サンジェルマン(PSG)vsニューカッスル、ドルトムントvsインテル、ナポリvsチェルシーなど好カードが目白押しだが、ベンフィカvsレアル・マドリードでの“師弟対決”にも注目が集まっている。
ベンフィカとレアル・マドリードはともにシーズン途中での指揮官交代に踏み切っている。前者はCLリーグフェーズ開幕節でカラバフに金星を献上すると、ブルーノ・ラージ前監督を即座に解任し、ジョゼ・モウリーニョ監督を招へい。後者はエル・クラシコとなったスーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝の敗戦が決定打となり、シャビ・アロンソ前監督に別れを告げて、カスティージャを率いていたアルバロ・アルベロア監督を内部昇格させた。
現役時代にレアル・マドリードで公式戦通算238試合に出場したアルベロア監督は、“スペシャル・ワン”ことモウリーニョ監督のもとでもプレー。右サイドバック(SB)の主力として活躍し、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ(国王杯)、スーペルコパ・デ・エスパーニャを1度ずつ制覇した。モウリーニョ監督はスペイン紙『マルカ』を通じて教え子について次のように語っている。
「私にとって息子のような存在だ。単なる元教え子のひとりではない。人間的に大好きな選手だった。私が指揮していたチームにおいて最高の選手というわけではなかったが、最高の男のひとりだった。彼の今後の成功と活躍、素晴らしいキャリアを願っている。明日は別だが、私はレアル・マドリードとアルベロアを愛している。アドバイスはできないが、重要なのは彼が幸せであることだ。監督は難しい仕事であり、毎日多くの人が自分のことを話し、批判する。彼がその仕事を楽しんでいることが重要だ」
一方、アルベロア監督も『マルカ』を通じて恩師についてコメント。「彼は監督以上の存在だったし、今では素晴らしい友人だ」と前置きしつつ、次のように言葉を続けている。
「もちろん彼はロールモデルだが、就任当初に話したように彼を真似するのは不可能だ。私にとっての成功は自分らしくあることであり、そこにはジョゼの影響も含まれている。多くのことを学ぼうと努めてきた。彼の競争心はよく知っているし、明日は重要な日になるだろう。今は選手から最大の力を引き出すことに集中している。もし勝てば、一生忘れられない試合になるだろう」
ベンフィカとレアル・マドリードの一戦は日本時間29日の午前5時にキックオフを迎える。