![FW貴田遼河がアルゼンチン1部でデビュー! [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
アルヘンティノス・ジュニオルスに所属するFW貴田遼河がトップチームデビュー。アルゼンチン最高峰のリーグ戦に出場した、史上3人目の日本人選手となった。
地球の裏側で“若鯱”が脚光を浴びている。2005年7月15日生まれの貴田は現在20歳。名古屋グランパスU-18在籍中の2022年7月にトップチームデビューを果たした新星は、翌年4月にはプロ初得点を含む2得点で、クラブ公式戦最年少得点記録を更新。同年5月に、杉森考起(栃木SC)と菅原由勢(ブレーメン)以来、クラブ史上3人目(昨年3月に森壮一朗が4人目となった)のU-18在籍中でのプロ契約締結を勝ち獲った。さらにその半年後には、アルヘンティノス・ジュニオルスへとレンタル移籍。2年目の2025シーズンは、リザーブチームで33試合出場・6得点2アシストと主力として活躍していた。
そして現地24日、貴田は、2026シーズンのアルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン開幕節サルミエント戦に臨むトップチームに招集されると、スコアレスで迎えた72分についにデビュー。その直後には、ボックス手前からパンチ力あるミドルシュートを放つ(これは相手GKに弾かれたが…)など、積極的なプレーを見せていた。なお試合は、後半アディショナルタイムにFWトマス・モリーナの劇的決勝点で、1-0の勝利を収めている。
そんな貴田は、高原直泰氏(ボカ・ジュニアーズ)と加藤友介氏(ウラカン)に次ぐ、アルゼンチンのトップリーグに出場した、史上3人目の日本人選手となったのだ。また同国メディア『Ole』は、「アルヘンティノス・ジュニオルスでデビューした日本人選手は誰だ?」と銘打ち、貴田を紹介。「日曜の夜、ビチョ(クラブの愛称)はアルゼンチンサッカー界でキャリアをスタートさせたばかりの日本人選手をピッチに送り出した」と始め、「世界チャンピオンのリーグにおいて、日本人選手は15年以上も不在だったため、(貴田のメンバー入りに)ファンは大いに期待を膨らませていた」と注目度の高さに言及。続けて、「最初のプレーで相手GKにミドルシュートを放ったほか、ピッチ上で残りの時間を非常に積極的にプレーし、ビチョの攻撃に貢献しようとした」とパフォーマンスは好印象だったと綴っている。
また同メディアは、「2025年半ば、この日本人選手はトップチームの練習に呼ばれるようになり、デビューへとつながる道を歩み始めた」としつつ、「リザーブチームで徐々に力を伸ばし、昨シーズンにはレギュラーの地位を確立。さらには、(リザーブリーグで)優勝したボカからゴールを奪う活躍も見せていた」と着実に実力をつけていた、と振り返っている。
名古屋グランパスを離れて3年、アルゼンチンで新たな1歩を踏み出した貴田。地球の裏側で、“光り輝く”若きサムライに注目だ!!