コスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油マーケティングは10月8日、同社が販売する「コスモでんきビジネスグリーン」の導入決定施設数がサービス開始から4年で累計3,000施設を突破したと発表した。

  • 脱炭素に取り組む自治体・企業を、再生可能エネルギー電力の供給で支援

「コスモでんきビジネスグリーン」とは?

「コスモでんきビジネスグリーン」は、コスモエネルギーグループのコスモエコパワーが発電する風力発電などにひもづくトラッキング付非化石証書を組み合わせた再エネ電力プランと、一般社団法人 日本卸電力取引所(Japan Electric Power Exchange/JEPX)より購入した非化石証書を調達電源に組み合わせた実質再エネプランの総称。

約3,000施設への導入により、同社試算によると年間使用電力量約360百万kWhが再エネ電力に切り替わる。これは、年間約28.3万トンのCO2削減効果に相当する。

コスモエネルギーグループは、社会全体のカーボンニュートラル実現に貢献すべく、第7次連結中期経営計画およびVision 2030にて「グリーン電力サプライチェーン強化(発電〜需給調整〜売電サプライチェーンによる高付加価値化)」を掲げている。その実現に向け、「コスモでんきビジネスグリーン」の販売先を更に拡大し、ユーザーのさまざまなニーズに応えていく。

また、脱炭素をめざす自治体や企業に対して、「コスモでんきビジネスグリーン」をはじめ、カーリース事業を活用した電気自動車(EV)の導入や、自家消費用太陽光パネルの設置、電力使用量可視化による節電など、環境負荷軽減のための取り組みを支援していく。