博報堂生活総合研究所は6月7日、博報堂生活綜研(上海)、博報堂生活総合研究所アセアンと協働して実施した「日本・中国・アセアンの8カ国調査」の結果を発表した。同調査は1月15日~31日、日本・中国・アセアン8カ国(※)の15歳~59歳1万1,000人を対象に、インターネットで実施した。

  • 各国における最上位(1位)の項目例

同調査では、各国における最上位の項目が明らかとなった。日本が最上位だった回答は、「自分の将来イメージは暗い」(40.0%)だった。中国は「家庭生活よりも仕事を第一に考える方だ」(39.5%)、タイは「自由が欲しい」(37.8%)、ベトナムは「若者が主役の世の中だと思う」(34.0%)が最も多くなっている。

インドネシアは8割以上が「経済的に余裕がある方だ」(84.6%)と答えた。インドネシアは「幸福度」も最も高い。フィリピンで最も高い項目は、「円満な家族関係に満足している」(63.5%)だった。

マレーシアでは「お金は命の次に大事なものだと思う」(32.0%)、シンガポールでは「昔に比べて妻に対する夫の力は弱まったと思う」(25.0%)が最も多かった。

※日本(首都圏・阪神圏)、中国(北京・上海・広州)、アセアン(タイ・ベトナム・インドネシア・フィリピン・マレーシア・シンガポール)