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【この記事のエキスパート】
英国ITEC認定アロマセラピスト/AllAboutアロマガイド:中野 智美
英国ITEC認定アロマセラピスト、(公社)日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト、同インストラクター、AllAboutアロマテラピーガイド、AEAJ総合資格認定校ル・クールを1999年から主宰。
伝統的アロマテラピーを軸に、香りのメンタル効用やボディートリートメントによる、おとな女性の健康なライフスタイルのためのレッスン、トリートメントを提供。
独自考案メンタルハーブティーでは西洋ハーブと東洋スピリットをミックスさせている。
(一社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートでもあり、智美流「アロマなワイン会」など心と身体にいいお酒&フードにも趣味以上にのめりこみ中。
近著『1週間で合格! U-CANのアロマテラピー検定1級・2級 速習テキスト&問題集 第2版』
有限会社アール・アイ取締役社長
おもに花から抽出され、ほんのりと甘い香りが特徴的なフローラル系アロマオイル。女性的で上品な香りで幅広い世代の方におすすめ。お気に入りの香りでゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがですか?ここでは、フローラル系アロマオイルの選び方とおすすめ商品を紹介します。
フローラル系アロマオイルの魅力
おもに花から抽出され、ほんのりと甘い香りが特徴的なフローラル系アロマオイル。女性的で上品な香りで幅広い世代の方におすすめです。
心を落ち着かせてゆったりと休みたいときに使ってみては? アロマディフューザーを使えばふんわりと素敵な香りに包まれて、ゆったりとリラックスした時間を楽しめますよ。
香り・内容量・ブランドで
フローラル系アロマオイルの選び方
フローラル系アロマオイルは膨大な種類があるため迷ってしまいますよね。香りはもちろんのこと、容量やメーカーなどにも注目して選んでみるのもいいですよ。
しっかり選ぶ際のポイントを押さえて、あなたに合ったアロマオイルを見つけてみましょう。
香りで選ぶ
アロマオイル選びにおいて一番重要なのはやっぱり香りでしょう。自分好みの香りが見つかったときはすごくうれしいですよね!
メーカーやブランドによって、同じアロマオイルでも微妙に香りが異なるのもアロマオイルの面白いところ。より自分好みのアロマオイルを見つけましょう。
甘い香り「カモミールローマン」
よく青リンゴのような香りと表現される、フルーティーで甘美な香りのカモミールローマン。古代ギリシャ人が地面のリンゴという意味の「カマイ メロン」と呼んでいたことに由来。この「カマイ メロン」がカモミールの語源と言われています。
いやな気分を落ち着かせたいときなどは、甘酸っぱいフルーティーさと、フローラルの上品で心地よい香りに包まれてみましょう。
さわやかな香り「ゼラニウム」
ローズのような華やかさと、グリーンでさわやかな印象を持ち合わせているゼラニウム。ローズのような香りがすることから「ローズゼラニウム」とも呼ばれています。
化粧品やヘアケアの香料としても使われることも多く、女性なら一度は嗅いだことがあるかもしれません。明るく楽しい雰囲気づくりにぴったりの香りです。
セクシーで上品な香り「ミモザ」
黄色くて丸い小さな花がたくさん咲くミモザ。甘くてやさしい香りを放ち、香水の原料に使われることもあります。
ミモザのアロマオイルは、パウダリーで上品な甘い香りと表現されています。精油にすると少し香りが強くなるので、一度お店などで香りを確かめてから購入するようにしましょう。
女性らしい上品な香り「ローズ」
フローラル系アロマオイルの定番ともいえるローズは、女性らしくやさしい香りが魅力。華やかなバラの香りはエレガントで、女性からの人気が高いアロマオイルです。
緊張感やストレスを和らげたいとき、気分を明るくしたいとき、日常生活で疲れを感じているときなどにおすすめ。また、甘く優雅なローズの香りは、女子力を高めるのにもおすすめです。
華やかさを感じられる香り「イランイラン」
イランイランのアロマオイルは、南国をイメージさせるようなエキゾチックな香りで、華やかさを感じます。ロマンティックな気分になりたいときや、リラックスしたいときなどにおすすめの香りです。
官能的や魅惑的などと表現されるイランイランの香りは独特で、好き嫌いが分かれますが、好きな方は夢中になる香りでもあります。はじめての方は、香りを試してから購入するのがおすすめです。
用途に合わせて選ぶ
アロマオイル選びは、どんな目的で使用するかということも重要なポイントになります。用途によって適したアロマオイルが違ってくるので、使用する目的に合わせて選んでみましょう。
「リラックスタイム」に選びたいアロマオイル
甘くやさしく香るフローラル系アロマオイルは、リラックスタイムにおすすめの香りです。気分をリフレッシュさせたいときには、ラベンダーやカモミールローマン、ネロリ、ミモザなど、ラグジュアリーな気分になりたいときには、イランイランやローズなどが合います。
とくにラベンダーやネロリは緊張をほぐしリラックスしたいとき、就寝前の落ち着いた時間を過ごしたいときなどにおすすめのアロマオイルです。
アロマディフューザーやアロマランプを使った芳香浴や、お風呂で使うアロマバスなど、アロマオイルの楽しみ方はいろいろ。自分に合った香りと方法で、リラックスタイムのアロマオイルを楽しみましょう。
「スキンケア」に使いたいアロマオイル
アロマオイルはスキンケアに使うこともできます。たとえば、キャリアオイル(植物油)にアロマオイルを混ぜ、精製水やミネラルウォーターを加えれば、スキンケアローション作れます。
スキンケアにおすすめのフローラル系アロマオイルは、カモミールローマン、ローズ、ネロリ、ゼラニウムです。肌質によって適したアロマオイルは違うので、自分の肌に合うものを選びましょう。また、肌トラブルを避けるためにも、レシピや注意点は事前にしっかり調べることをおすすめします。
ブランドで選ぶ
アロマオイルには、天然成分100%の高品質のものだけでなく、添加物が含まれている安価なものもあります。アロマオイルを選ぶ際には、メーカーやブランドを目安にするといいでしょう。また、一定の水準を満たしていないと認定を受けられない「AEAJ表示基準適合認定」の商品を選ぶのもおすすめです。
生活の木
AEAJ表示基準適合認定を受けている、アロマテラピーの専門店「生活の木」。AEAJが実施する、アロマ検定の教材販売でも知られています。
品質の高いアロマオイルを扱っており、世界51カ国のファームと提携を結んでいる安心安全のブランドです。
NEAL'S YARD REMEDIES
こだわりの原材料や製法で、信頼性の高いニールズヤードレメディーズのアロマオイル。そのこだわりは、製品を原料から大切につくりあげ、自社の厳しい基準だけでなく第三者団体にも査定してもらい、認定を受けているほどです。
無印良品
品質がよくシンプルで機能的な商品を販売している「無印良品」は、アロマオイルも人気。香りの種類が豊富で、品質にこだわったアロマオイルをリーズナブルに楽しめます。
無印良品のアロマオイルは、植物から抽出している天然の香り成分100%の「エッセンシャルオイル(精油)」です。合成香料などの添加物がないので、スキンケアにも使いやすいでしょう。
100均のアロマオイルも活用しやすい!
アロマオイルは100均でも販売されています。ただ、100均のアロマオイルのほとんどは天然成分100%のものではなく、合成香料やアルコールなどが配合されているので、使用には注意が必要です。芳香浴や肌につけるといった使用法は、控えたほうがいいでしょう。
種類が豊富でリーズナブルな100均のアロマオイルは、手軽に香りを楽しむのにおすすめ。芳香剤として、部屋や玄関、下駄箱、トイレなど、家のいたるところで活用できます。
内容量で選ぶ
アロマオイルは内容量にも注目です。保管方法にもよりますが、アロマオイルの消費期限は未開封で約2年、開封後は約1年といわれています。
お気に入りのものをいくつか少量ずつで持つのもいいでしょう。その日の気分によって使いわけたり、複数のオイルを混ぜてオリジナルの香りを作り楽しむことができますよ。
香りを持続させてくれる「ノート」にも注目しよう
アロマオイルの香りは「ノート」によって分類できます。ノートとは香りが揮発するスピードのことで、トップノート、ミドルノート、ベースノートの3種類に分かれます。
トップノートは最初に感じる香りで、持続性はあまりありません。柑橘系のアロマオイルの多くがトップノートに入ります。次に香るのがミドルノートで、フローラル系やハーブ系、スパイス系のアロマオイルの多くがミドルノートになります。最後に香るベースノートには、樹脂系やオリエンタル系の多くが分類されます。
天然精油かどうか品質をしっかりチェックしましょう
【エキスパートのコメント】
花の精油はとても高価。それは、原料の花からごく少量しか香り成分が採れないからです。そのためあまりにも安価なものは、天然精油ではないことがあるので要注意。
ローズやジャスミンなどよく知られた種類の花の香りは人工香料も多いので、自分が求める品質のものかじっくりチェックしてから購入しましょう!