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【この記事のエキスパート】
フードアナリスト/食育スペシャリスト:とけいじ千絵

フードアナリスト/食育スペシャリスト:とけいじ千絵

「審食美眼(=食に対する審美眼)を磨き、彩りある食生活を」をモットーに、『審食美眼塾』を主宰する食のスペシャリスト。

専門は、味覚&食育。企業の商品開発、飲食店コンサル業務の傍ら、「味覚」に特化した新しい食育に取り組む。

特に、離乳期・幼児期から味覚を育てることを目的とした「子どもの味覚の育て方」講座は、毎回募集開始すぐに満席という予約のとれない講座として人気を博し、情熱と理論を携えた独自の視点での講座は、多くの父母から支持されている。

現在は、セミナー講師、保育施設給食監修をはじめ、各種メディアで活躍中。企業向けのセミナー・研修、大規模講演も大変好評である。


赤ちゃんの離乳のお手伝いをするベビーフード。1歳4カ月頃になると食べられるものが増えて、食感や「噛む」ということを覚えていきます。この記事では、1歳4カ月頃におすすめのベビーフードのおすすめ商品を紹介します。

離乳食はいつまで与えるもの?

離乳食は1歳~1歳6カ月頃までに終わる赤ちゃんが多いです。離乳食デビューが生後5~6カ月頃なので、離乳食期間はおおよそ1年間。離乳食をはじめるタイミングと終わるタイミングは早すぎても遅すぎてもよくありません。

1歳~1歳6カ月頃は「離乳食完了期」と言い、離乳食から幼児食に移行する期間でもあります。手づかみで食べやすいおにぎりや野菜スティックなど、子供が選びながら楽しんで食事ができるように工夫するのも大切です。ベビーフードも、幼児食に移行しやすいようなものを選ぶようにしてみてくださいね。

離乳食から幼児食への移行タイミングは?

上でも紹介した通り、幼児食に移行するタイミングは1歳~1歳半ごろが多いです。自分の前歯で食べ物を噛みきり、噛み潰せるようになったら徐々に幼児食に移行してみましょう。

幼児食なので、大人と完全に同じものを食べるわけではなく、大人の食事よりも柔らかめ、味は薄めにするなど調整が必要です。幼児食も、お子さんがママ・パパと一緒に楽しく食事することが一番! 大人と同じ食生活のリズムをつけながら、栄養を摂ることが目的です。お子さんと一緒に食事を楽しみながら成長を見守っていきましょう。

パッケージのタイプはどれがいい?
タイプ別診断で発見!あなたにピッタリのベビーフードは?

市販のベビーフードは、カップ容器に入ったタイプ、瓶タイプ、パウチタイプや粉末タイプなどとパッケージの種類も豊富です。家や外出先などの利用シーンや、どんな使い方をしたいかにより最適なものが異なるので、以下でチェックしていきましょう。

カップ・瓶タイプ

カップタイプは、そのまま容器として使うことができるタイプ。なかにはスプーンが付属されている商品もあり、外出先で活躍します。瓶タイプも同じく容器不要で与えられます。

ただし、容器が付属しているぶん、ほかのタイプよりも価格が割高な傾向にあります。

パウチ・レトルトタイプ

パウチタイプやレトルトタイプは、持ち運びや保管に場所を取らないのが魅力。常温で食べられるものもあり種類が豊富です。手作りする時間がないときや非常用にストックしておくのにもぴったり。

ただし、基本的にお皿に移す必要がある点に注意。外で食べさせるときは、口付きパウチや自立する形状のものがおすすめです。

粉末・フリーズドライタイプ

粉末タイプやフリーズドライタイプは、お湯をかけて液体状にするタイプの離乳食。量の調整がしやすいので、離乳食を開始したばかりの食べられる量が少ない赤ちゃんに向いています。

またアレンジもしやすく、ほかの離乳食と組み合わせてちょっと使いすることもできます。

成長に合わせて栄養バランスも考えよう!
【1歳4カ月頃】ベビーフードの選び方

食育スペシャリストのとけいじ千絵さんに、1歳4カ月ごろの赤ちゃん向けベビーフードを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。

子どもの月齢・発達段階に沿ったものを選ぶ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

歯の生え方には個人差があり、既に奥歯(第1乳臼歯)が生えている子もいれば、まだ前歯も生えていないという子もいます。そのため、赤ちゃんの発育と咀しゃく力に合ったベビーフードを選ぶことが大切です。

離乳期後期のベビーフードは、口腔内の発達がゆるやかな子でも食べられるように、少しやわらかめで作られています。咀しゃく力を鍛えるためには、少なくとも「1歳以上」の表記があるものを選びましょう。そうでないものは、大きめ・かために切った食材を組み合わせたり足してみたりするといいかもしれませんね。また離乳期初期向けのものは、ソースとして使用することもできます。

栄養バランスで選ぶ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

この時期の赤ちゃんは、栄養のほとんどを食事からとるようになります。つまり、食事の「栄養バランス」が大事なのです。ベビーフードを上手に利用して、幅広い食材から栄養をとるように心がけましょう。

毎日の食事がお肉ばかりに偏りそうな場合は、ベビーフードで野菜を取り入れるのも1つの方法です。お魚の調理法で悩む場合は、離乳食初期の野菜ペーストなどを魚のソースとして使うのがおすすめ。忙しくてバランスを考えている余裕がない時は、一食分の栄養がきちんととれるよう計算されているものを選ぶのもいいですね。

毎日の食事作りに疲れてしまわないように、外出時以外にも、ベビーフードを上手に取り入れてみましょう。

普段選ばないメニューを選ぶ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

1歳4カ月ごろの赤ちゃんは、1日3回の離乳食も軌道にのり、食べる量も増えてきたころではないかと思います。それと同時に、離乳食のマンネリ化が進むころです。作る方もバラエティに富んだメニューを作るのは大変ですし、赤ちゃんも食べるのに飽きてくる時期でもあります。

そんな時は、普段自宅では作らないメニューのベビーフードを選んでみましょう。含まれている原材料はあらかじめ確認してくださいね。

苦手なものをベビーフードで挑戦してみよう

【エキスパートのコメント】

1歳から1歳半は、少しずつ好き嫌いが出てくる時期です。今まで当たり前のように食べていた特定の食材を嫌がる子もでてきます。「せっかく手作りをしたのに食べてくれない!」とやるせなくて泣きそうになってしまうこともありますよね。そんな時は、子どもが苦手にしている食材がはいったベビーフードをあげてみてください。

実は、手作りの離乳食は食べないけれど、市販のベビーフードなら食べられるという子は結構多いのです。

だしをしっかりとっていたり、家庭で使わないスープで煮ていたりするので、赤ちゃんの嗜好が変わる場合があります。ぜひ、ベビーフードを利用していろいろな食材にチャレンジさせてあげてくださいね。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)