日本法規情報は3月10日、「ホワイトデーに関する調査」の結果を発表した。調査期間は2月17日~28日、有効回答は833人(男性386人、女性447人)。
「お返しの自由を認めるべき」は71%
職場での「ホワイトデーのお返し」は必要だと思うか尋ねたところ、「必要だと思う」が52%、「思わない」が48%となった。
お返しが必要だと思うと答えた人に理由を聞くと、「相手が用意してくれたものに対してお返しをすべきであるから」が55%と最も多く、以下、「コミュニケーションの一環として重要だから」が19%、「社交辞令やマナーとして重要だから」が14%と続いた。
一方、お返しが必要でないと答えた人の理由は、「お返しするかしないかについても個人の自由だから」が39%で最多、次いで「面倒だから」が17%、「そもそもホワイトデーを忘れる、気にしていないから」が13%、「相手のただの好意であるから」が12%となった。
職場における「ホワイトデーのお返し制限の社内規定」をどう思うか質問すると、「お返しの自由を認めるべきだと思う」が71%、「お返しの制限を行っても良いと思う」が29%となった。バレンタインデー禁止令では7割近くが禁止令に賛成していたが、今回は禁止すべきと考える人は少数派だった。
ホワイトデーのお返しをしなかった(もらわなかった)ことで不当な扱いや嫌な気分になったことが、「ある・話を聞いたことがある」人は29%。具体的には、「社員間の個人的な飲み会に呼ばれなくなった」「ホワイトデーのお返しをしなかったら、口をきいてもらえなくなった」といった声が寄せられた。