日経BPコンサルティングは28日、「大学ブランド・イメージ調査 2014-2015」の結果を発表した。同調査は8月6日~31日の期間、有識者7,159名を対象に実施されたもの。

公立大学最高位は横浜市立大

首都圏の主要大学120校における「大学ブランド力ランキング」、第1位は「慶應義塾大学」(私立/87.5ポイント)で、2009年以来5年ぶりの第1位となった。第2位は「東京大学」(国立/86.0ポイント)、第3位には「早稲田大学」(私立/83.5ポイント)が続いた。公立大学で最も高かったのは、第36位の「横浜市立大学」(50.5ポイント)であった。

「大学ブランド力ランキング」

大学に関する49項目の「大学イメージ」では、「慶応義塾大学」と「東京大学」が11項目で1位を獲得した。慶応義塾大学のイメージは「好感が持てる」「就職状況が良い」「信頼できる」など。「東京大学」は「時代を切りひらいている」「一流感がある」「ステータスが高い」などであった。「早稲田大学」が1位を獲得した項目は、「チャレンジ精神がある」「個性的である」など6項目。

そのほか、「青山学院大学」は「センスが良い」、「東京農工大学」は「地域産業に貢献している」、「日本大学」は「面白みがある」などの項目で1位を獲得した。

「各ブランド・イメージ項目で1位になった大学」