グローバル・コミュニケーション&テスティングはこのほど、世界で受験者数が拡大しているTOEFL テストファミリーに加え、新たに「TOEFL Primary(トフルプライマリ)」、4技能テスト「TOEFL Junior Comprehensive(トフルジュニアコンプリヘンシブ)」をリリースした。

「TOEFL Primary」の概要

8歳以上の受験者のリスニング、リーディング、スピーキング能力を測定

「TOEFL Primary」の受験対象者は、英語学習初学者である8歳以上を想定、個々の受験者のリスニング、リーディング、スピーキングの能力を測るものとなる。世界で認められたグローバルスタンダードであるTOEFL テストファミリーの1つであることから、テストからもたらされる価値ある情報は、授業や個人学習において、大きなサポートとなるという。

個々の学生のレベルに応じて、ステップ1またはステップ2のテストを選択。リスニングとリーディングはペーパーベース、三択のマーク式で、スピーキングテストはコンピュータとヘッドセットを用いて行う。公開テストの価格は3,880円(リスニング+リーディング)、3,240円(スピーキング)となる。

コンピュータを使用し、英語の4技能を測定

コンピュータベースの「TOEFL Junior Comprehensive」の受験対象者は主に11歳以上を想定。受験者の英語によるコミュニケーション能力を測る信頼できるテストとなる。テストはコンピュータを使って行い、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4技能を測定する。公開テストの価格は9,500円となる。

「TOEFL Junior Comprehensive」の概要

「TOEFL Primary」と「TOEFL Junior Comprehensive」は、11月に全国8カ所における(札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡)公開テスト実施を予定している。いずれのテストも、導入から3年を目途に、全都道府県で実施されている状態を目指すとしている。