現役の理工女子学生や女性研究者が、キャンパスライフについて語った

早稲田大学理工学術院は8月22日、女性教員や現役女子学生が、女子高生を対象に学生生活などについての疑問に答える「理工ガールズイベント」を開催した。

講演のほか、現役の理工女子学生との座談会も

同イベントは、女子高生に理系学部で学ぶ楽しさを知ってもらうことを目的に実施。最初は、基幹理工、創造理工、先進理工の3学部の特色について説明を行った。

次は理工学術院の橋田朋子専任講師が『女性と研究』というテーマで講演。自身が理系に進んだ理由を語り、「女性の自然な発想が男性からみて新しく、それが研究のブレークスルーになったりする。研究生活は想像以上に体力も必要だが、理系女性ライフは楽しい」と"リケジョ"の魅力を伝えた。

また、どういう女子高生が理工系に進学してほしいかという質問には、「自分が面白いと思うものを追求できる人、自分が他者と異なる点を見つけ、その独自性を伸ばしていける人」と回答。最後に「現役の理工女子学生や女性研究者の生の声が聞ける機会は貴重。是非イベントに参加してほしい」と理工ガールズイベントへのさらなる参加を呼びかけた。

講演後は、理工3学部での学生生活について、現在修士課程に進学したOGが説明。その後、参加者は西早稲田キャンパス内を見学し、見学後は6人1組ほどのテーブルに分かれ、現役の理工女子学生との座談会も楽しんだ。

なお、当日は理系志望の女子高校生と保護者が100名超が参加したという。