クライスラー日本は、クロスカントリータイプのSUV「ジープ・チェロキー」をモデルチェンジし、6月7日より発売する。価格は444万1,500円。サンルーフ付きは462万円となる。

ジープ・チェロキー

新型「ジープ・チェロキー」は、ジープブランドが65年以上にわたって継承してきた4WDオフロード性能を損なうことなく、日常での走行に適した乗り心地とハンドリングを改善し、7年振りにフルモデルチェンジを行なった。

ボディはホイールを四隅に配し、先代のモデルより全長は20mm小さく、全幅は10mm広くなったにもかかわらず、リアシートのレッグルームは38mm、カーゴエリアは84mm拡大。スペアタイヤはアンダーボディに収められており、インテリアスペースの拡大に寄与している。ジープ特有のスクエアなデザインはひと目でそれとわかるもの。フロントグリルのデザインは歩行者への衝撃も考慮されている。

メーカーオプションとして「スカイスライダー フルオープン キャンバスルーフ」を装備する。前に全開、後に全開、任意の位置まで部分的に開くこともできる。素材には強化アクリルクロスを使用。トップパネルはウェザーストリップシールにはめ込まれており、ウィンドノイズを低減していている。

インテリアでは60:40分割可倒式リアシート、可倒式助手席シートを装備。荷物の積載を考慮している。リアシートにもリクライニング機能を備えた。拡大したリア荷室には、数か所の収納ボックスのほか、カーゴタイダウンループを取付け、荷物の固定を容易にしている。荷室フロアーの下には、泥の付いたブーツなどを入れられる防水収納ボックスを備える。そのほか、インストルメントパネルには最新HDDナビゲーションシステムも搭載している。

新型チェロキーに搭載される3.7L(リッター)V型6気筒エンジンは、最高出力151kW(205ps)/5,200rpm、最大トルクは314Nm(32.0kgm)/4,000rpmを発揮。4速オートマチックトランスミッションが組み合わせられる。高度な電子コントロール(ETC)により扱いやすさと加速感が向上。燃費も改善している。

新開発のサスペンションは、フロントがウイッシュボーン型コイルスプリング、リアが5リンク式となる。最適な剛性を確保することで、騒音、振動、ハーシュネスを最小限に抑え、積載物の多い場合でも変わらないハンドリングと安定性を実現したという。

新開発の「セレクトラックII 4×4システム」は、車輪の空転が起きる前にそれを予測し防止するシステム。従来のパートタイム4×4があまり得意としなかった舗装路などを含め、幅広い路面状況に適応。オートモードでは、走行状況に応じてフロントおよびリアアクスル間のトルク配分を調整し、高いトラクション性能を実現する。4×4ローモードへの切り替えは電気的に行なわれ、トルクが2.72倍に増強される。さらに、坂道発進や急勾配の下りを補助する「ヒルディセント コントロール(HDC)」、「ヒルスタート アシスト(HSA)」なども標準装備する。

安全面では、ABS(アンチロック ブレーキング システム)やESP(横滑り抑止装置)をはじめ、フロント補助サイドカーテンエアバッグ、フォースリミッタープリテンショナー フロントシートベルトなども備えている。

サイドビュー

リヤビュー

大きく開くキャンパスルーフを採用

リヤゲートはウィンドウ部分だけでも開くことができる

キャンパスルーフを開けた状態

インパネ

リヤシートを倒して荷室を広げた状態

搭載されるV型6気筒エンジン