キオクシアは4月21日、第8世代BiCS FLASHのQLCフラッシュメモリを採用したクライアントPC向けSSD「KIOXIA EG7シリーズ」を発表した。
第8世代BiCS FLASHのQLCでコストと性能を両立
同シリーズの最大の特徴は、第8世代BiCS FLASHのQLCフラッシュメモリを採用したことによる高いビット密度の実現と、TLCベースの従来製品「KIOXIA BG7 シリーズ」と同等の性能を実現したこと。
最大7000MB/sのシーケンシャルリード性能、最大6200MB/sのシーケンシャルライト性能を備え、ランダムリード/ライト性能も最大1000K IOPSに達する。インタフェースはPCIe 4.0に対応し、NVMe 2.0d準拠とすることで、OEM側の設計自由度を確保したとする。
DRAMレス設計で省電力とTCO削減を意識
また、DRAM非搭載(DRAMレス)の設計を採用し、ホストメモリバッファ(HMB)技術によってホスト側のメインメモリを活用することで、消費電力の低減と部品点数削減を実現し、総保有コスト(TCO)の削減を実現するともしている。
Type 2230/2242/2280の3種類のM.2フォームファクターを用意し、容量は512GB、1TB、2TBをラインアップすることで薄型ノートPCからデスクトップPCまで、幅広いクライアント用途への適用を可能としたとする。このほか、自己暗号化ドライブ(SED)にも対応するなど、幅広い用途を意識した仕様としている。
なお、同シリーズは現在、OEM顧客で評価が進められており、実際に搭載したPCの出荷は2026年第2四半期以降に開始される見込みだという。
