野村マイクロ・サイエンスは1月29日、1月11日付でインドのTATA SEMICONDUCTOR MANUFACTURINGが建設を計画している、インド初となる半導体前工程工場に対して、超純水製造装置を導入することでTATAと基本合意したことを発表した。

インドは近年、急速に半導体の需要が伸びており、2030年までに世界の半導体市場の10%を占めるとの予測もある。こうした状況を踏まえ、インド政府も自国内での半導体生産を目指した政策を打ち出すなど、半導体産業育成に向けた支援を行う動きを見せており、そうしたこともありインド国内での半導体関連設備投資の増加も機体されるようになっている。

TATAの前工程工場はインド西部のグジャラード州ドレラに建設される予定で、300mmウェハに対応し、電源管理IC、ディスプレイドライバ、マイコン、ロジックなどの半導体が製造される予定。野村マイクロが提供する超純水製造装置の性能は水量600m3/Hrとしており、2026年に工場に納入される予定だという。

この記事は
Members+会員の方のみ御覧いただけます

ログイン/無料会員登録

会員サービスの詳細はこちら