米キーサイト・テクノロジーズは現地時間1月7日、Novusシリーズの新製品として、SDV(Software Defined Vehicle)の要件に沿った性能と適合性のテストが行える、コンパクトな車載ネットワーク・テスト・ソリューション「Novus mini automotive」を発表した。

  • Novus mini automotive

SDVを実装する車載ネットワークエンジニアのニーズに対応する、静音設計のSFP(Small Form-factor Pluggable)ネットワーク・テスト・プラットフォーム。

トラフィック生成とプロトコル・テスト機能を備えており、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転の安全性に欠かせない車載イーサネット向けのタイム・センシティブ・ネットワーキング(TSN)と、コンプライアンステストを提供。また、包括的に802.1AEレイヤー2 MACsecのセキュリティとプロトコルをテストすることで、クリティカルなシステムを保護し、信頼性を向上させ、データセキュリティを強化できるとする。

同社のSFPアーキテクチャでは、現在のテストで主流だという機能別カードを使用する方式ではなく、既存のカードにモジュールを差し込むことで、各ポートの速度を柔軟に組み合わせられるプラットフォームになっており、10BASE-T1Sや、100 Mbps(Mbit/s)、2.5Gbps(Gbit/s)、5G Gbps、10 GbpsをサポートするマルチギガバイトBASE-T1など、次世代車載インタフェースに対応したテストソリューションを提供するとしている。

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