三菱電機は、生産現場において外国籍従業員との円滑なコミュニケーションを図れるようにするアプリケーション「翻訳サイネージ」を製品化。4月1日に月額制のサブスクリプション型サービスとして発売する。東京ビッグサイトで開催される「第9回 スマート工場EXPO」(会期:1月22日~24日)に出展予定。

  • 原稿作成画面のイメージ

同アプリは、日本語で作成した原稿を事前に多言語に翻訳しておき、工場の朝礼などで説明者が話すスピードに合わせて多言語でサイネージに同時表示し、さまざまな言語で伝えられるようにするもの。

これにより、外国籍従業員はその日の作業内容や注意事項を母国語で理解できるようになり、作業品質や安全性の確保、モチベーションの向上などにも寄与するという。同社工場での長期にわたる実証実験や一部企業へのβ版提供を通じて、ユーザーインタフェースを改善したものを製品化・発売する。

サービス料金については、契約アカウント数によって見積もりを算出するが、1アカウントにつき月額3万円程度を予定。なおアカウント数の考え方については、生産現場毎で1班につき1アカウントでの利用を想定している(1社につき1アカウントではなく、生産現場の班数によりアカウント数が変わるイメージ)。

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