ピコラボは2月13日、転職・退職経験のある338名を対象に実施した「辞めた方がいい職場に関するアンケート調査」の結果をランキングとして発表した。

5位までの結果としては、上から「人間関係が悪い」「給与面の問題が悪い」「労働時間・休日の条件が悪い」「会社の将来性がない」「仕事に対する評価がされない」となった。

以下では、1位から上位3位までの実際に寄せられた声を紹介していく。

1位:人間関係が悪い(セクハラ・パワハラなど)

辞めたほうがいい職場ランキングの第1位は「人間関係が悪い(セクハラ・パワハラなど)」だった。

人間関係が良好ではない職場ではスムーズに仕事を回すことができず、ストレスが溜まりやすくなる一方なので、辞めるべき職場として「人間関係」に関する回答が多く集まる結果となった。

具体的には、「先輩が口だけキツく、何もしない。だから全部仕事が回ってくる。残業当たり前の職場はやめた方が良い」「パワハラ体質の会社はすぐにやめた方が良い。精神的に鬱になりやすい」との声が寄せられている。

2位:給与面が悪い

次にやめた方がいい職場の特徴として挙がったのは「給与面が悪い」だった。

給与は自分の仕事に対しての対価であり、仕事と能力が正しく評価されない職場を続けてもずっと不安が付き添うことや、将来性のなさから転職を推奨する声が多く挙がった。

3位:労働時間・休日などの条件が合わない

「労働時間・休日などの条件が合わない」職場も転職を考えるべきという声が多く寄せられた。

年間休日日数は企業によってさまざまで、同じ給料で8時~18時30分定時の会社もあれば、9~17時定時の会社も存在している。そのため、もしやりがいもなくつらい仕事のためにプライベートの時間を作れていないなら、しっかりと自分の時間を作るために転職を考えるべきとの意見が寄せられた。

具体的には「毎日1時間以上の残業がある職場は、残業があることが当たり前の感覚になっているので早くやめた方が良い」「ライフワークバランスが極端に偏るような労働を強いられる職場は肉体的にも精神的にも疲弊するため辞めたほうがよい」という言葉が集まっている。