NECは6月18日、NATOサイバー防衛協力センター(Cooperative Cyber Defence Centre of Excellence、以下CCDCOE)が主催するサイバー防衛演習「Locked Shields 2026(ロックド・シールズ2026)」に参加したと発表した。

あわせて、本演習における日本チームのネットワークや分析環境を含むサイバー防衛演習環境の設計・構築を関連組織と連携して支援したほか、参加者へ事前演習を提供したとしている。

  • Locked Shields 2026の日本チームの様子(出典:防衛省・自衛隊 公式X投稿)

    Locked Shields 2026の日本チームの様子(出典:防衛省・自衛隊 公式X投稿)

「Locked Shields」とは

Locked Shieldsは、CCDCOEが2010年以降開催している世界最大規模のサイバー防衛演習。今年は4月20日から24日に開催され、NATO加盟国を含む約40か国が参加した。

日本からは、防衛省をはじめとする関係省庁や民間企業などが参加し、日本チームはリトアニアと合同チームを編成して演習に臨んだ。

この演習は、リアルタイムでのサイバー攻撃に対する対処能力の向上を目的とするもの。現実的なシナリオの下で、複雑かつ同時多発的に発生するサイバーインシデントに対し、技術的対応や法的対応、情報戦対応など、実践的なサイバー防御や戦略判断の訓練を行うとしている。

また、日本チームとして官民が円滑に連携できるよう、演習に参加する組織へ事前演習を実施。本番演習における役割分担や意思疎通の円滑化を図ったという。

なお、演習環境の設計・構築支援および事前演習の提供は、NEC、NECセキュリティ、NECソリューションイノベータが連携して行ったとしている。

NECの取り組み

NECは、「.JP(日本のサイバー空間)を守る」のミッションのもと、複雑化・高度化するサイバー攻撃の脅威に対応するため、CyIOC(サイオック)を中核としたセキュリティサービスを提供している。

今回の演習を通じて、官民連携および国際協調の下で求められる大規模サイバー防衛対応力や、最新のサイバーセキュリティ技術動向への理解を一層深めたとし、今後も先進技術やサイバーセキュリティのインテリジェンスを活用し、安全・安心な日本のデジタルインフラの実現に貢献していくとしている。

  • Locked Shields 2026の日本チームの様子(出典:防衛省・自衛隊 公式X投稿)

    Locked Shields 2026の日本チームの様子(出典:防衛省・自衛隊 公式X投稿)