NECプラットフォームズは2月3日、Wi-Fi 6（IEEE 802.11ax）に対応したホームルータの新商品として、6ストリーム「Aterm WX5400HP」、4ストリーム「Aterm WX3000HP2」、2ストリーム「Aterm WX1500HP」の3機種を2月10日より発売すると発表した。価格はオープン。

  • 左から、Aterm WX5400HP、Aterm WX3000HP2、Aterm WX1500HP

今回の新製品の発表により、Wi-Fi 6（11ax）対応ホームルータのラインアップは5機種に拡充されたことになる。

3機種共通の特徴は、Wi-Fi 6に対応しているほか、通信帯域を分割して同時に複数台の端末へデータを送信できる「OFDMA」、複数アンテナを活用したビームフォーミング制御により複数端末との同時通信を実現する「MU-MIMO」を備えている点。

また、いずれもテレワークやオンライン学習の際に自宅のIoT家電などを接続しているネットワークと分離して通信する「リモートワークWi-Fi」を利用できる。リモートワークWi-Fi側では端末間の通信も遮断されるため、万が一ウイルス感染や不正アクセスなどの脅威にさらされた場合も被害の拡大を抑えることができるという。

加えて、「Aterm WX5400HP」は複数の中継機を連携して自動でネットワークを構築する「メッシュ中継機能」の親機としての利用が可能であるとともに、トレンドマイクロのホームルータ向けホームネットワークセキュリティ機能を搭載している。さらに、スマートフォン・タブレット向けアプリ「Aterm ホームネットワークリンク」からインターネット経由で宅外など遠隔からでも操作することが可能。