Net Applicationsから2020年9月のタブレットブラウザのシェアが発表された。2020年9月はSafariとSamsung Broserがシェアを減らし、Chromeがシェアを増やした。オペレーティングシステムとしては、iPad (iPadOS、iOS)がシェアを増やし、Androidがシェアを減らしている。それにもかかわらず、Safariが減少するという、これまであまり見られない動向が表れている。

Appleは先日公開したiPadOS 14にデフォルトブラウザを変更する機能を導入した。この機能を使って、デフォルトブラウザをSafariからChromeに切り替えるユーザーが出ている可能性がある。今後長期にわたってブラウザシェアがどのように変動していくのかが注目される。

  • 2020年9月タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

    2020年9月タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications

  • 2020年9月タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

    2020年9月タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Safari 46.40% 54.31%
2 Chrome 44.82% 36.51%
3 Samsung Browser 3.53% 3.92%
4 Android Browser 2.45% 1.87%
5 Unknown 0.84% 0.96%
6 Opera 0.63% 0.76%
7 Yandex 0.36% 0.35%
8 UC Browser 0.29% 0.26%
9 Baidu 0.21% 0.41%
10 Firefox 0.19% 0.28%