リコーは、脳磁計測システム「RICOH MEG」(販売名:RICOH160-1)を国内市場向けに販売を開始したことを発表した。同システムは、金沢工業大学の技術支援のもとリコーが開発したもので、2017年12月に米国で販売を開始しており、今回の国内市場で2カ国目の販売となる。

  • 脳磁計測システム「RICOH MEG」

    脳磁計測システム「RICOH MEG」

脳磁計測システムは、人間頭部の神経細胞の活動に伴って発生する極微弱脳磁場を無侵襲で計測し、脳の神経生理学的機能をリアルタイムで測定、脳磁場の解析と脳磁図の作成を実現する計測機器。脳の神経生理学的機能を「見える化」することで脳の状態を把握し、てんかんの診断などに活用されているほか、認知症などの他の疾患への応用も期待されている。

「RICOH MEG」は、その性能が高く評価され、埼玉県熊谷市の熊谷総合病院に親切された「PET総合検診棟」に採用された。高性能デジタルPET-CTや放射線治療装置トモセラピーなどの最新鋭医療機器とともに、質の高い検査で病気の早期発見、早期治療、治療効果の判定までを可能にしている。

  • 熊谷総合病院 PET総合検診棟

    熊谷総合病院 PET総合検診棟

リコーによれば、同社は、ヘルスケア分野において「ヘルスケアソリューション」、 「メディカルイメージング」、「バイオメディカル」の3つの領域を重点に、疾病予防、早期発見、迅速治療に役立つ新しい価値の創造に取り組んでいるという。医療従事者とともに、医療サービスの質の向上を効率化に貢献し、人々の健康寿命延伸の実現の一翼を担っていくとしている