セイコーエプソンは7月26日、米Nuance Communicationsと、オフィス市場に印刷管理・文書管理のソリューションを広く提供することを目指したグローバルパートナーシップを締結したことを発表した。

具体的には、「Epson WorkForce Enterprise WF-C20590(国内相当品:WorkForce Enterprise LX-10000F)」をはじめとするインクジェット複合機と、Nuanceの印刷管理ソリューション「Equitrac Office/Express」およびスキャンニングソリューション「eCopy ShareScan」を合わせて販売していくこととなる。

また、ユーザー企業の文書管理の自動化に必要となるOCR(文字認識)の正確性向上に向け、エプソンのスキャニング・アプリケーションに、Nuanceの「OmniPage Capture SDK」を組み込むほか、PDF作業の生産性を向上させるソフトウェア「Power PDF」をドキュメントスキャナの一部機種に同梱するとしている。

なお、対応するエプソン商品や時期は国・地域ごとに異なり、欧州では2017年秋から順次同梱・対応していく予定だが、日本国内での対応は未定だとしている。

WorkForce Enterprise LX-10000Fなどのインクジェット複合機と、Nuanceが提供する印刷管理ソリューションなどが組み合わされて販売されることとなる