最先端ロボットが多数展示される「Super Robot展」。

韓国で2014年に設立されたロボット専門のベンチャー企業・アイロは、実際の魚と同様の動きで遊泳することができる、生体模倣型知能型ロボット「AIRO」を展示している。頭部に実装されたセンサーで方向や障害物を認識するほか、電子ブイ装置で浮力をコントロールしながらプールで2匹のロボットが泳ぐ様子は実にリアルで、本物の魚と見間違ってしまうほど。LEDの目が怪しく光っており、少々不気味ささえ感じた。

本物そっくりの泳ぎ方をするロボットフィッシュ「AIRO」(アイロ)

また、大学生開発集団「TRYBOS」は、はばたきだけで泳ぐペンギン型の水中ロボット「もるペン!」を出展している。IoTとVR操縦機能が搭載されており、遠隔から水中を泳ぐ感覚でなりきって操縦できる。ペンギンの形をしているので、ほかの動物と安全かつ自然に共有できるとしている。なお、10月29日、10月30日、11月5日、11月6日、11月7日の各日13:00、15:00、19:00に屋外特設プールにてデモンストレーションが実施されるということだ。

ペンギン型の水中ロボット「もるペン!」(TRYBOS)

村田製作所は、ボールに乗って動くぶつかりそうでぶつからない「村田製作所チアリーディング部」、超低速あるいは停止してもバランスを取って倒れない自転車型ロボット「ムラタセイサク君」、一輪車ロボット「ムラタセイコちゃん」を展示。

さらに、シャープはロボットデザイナー・高橋智隆氏と共同開発したモバイル型ロボット電話「ロボホン」によるパフォーマンスを披露する。また、neurowearは話しかけるとペットのように答えてくれる鳥型コンピューター「コトリーズ」(4種)を、rimOnOはやわらか布製ボディのカワイイ超小型電気自動車「rimOnO」を出展している。

倒れそうで倒れない「村田製作所チアリーディング部」、「ムラタセイサク君」、「ムラタセイコちゃん」(村田製作所)

ロボット電話「ロボホン」(シャープ×高橋智隆氏)

鳥型コンピューター「コトリーズ」(neurowear)

布製ボディの超小型電気自動車「rimOnO」(rimOnO)