来場者参加型のインタラクティブコンテンツも充実

このほか、来場者参加型のコンテンツが豊富に用意されている。「Interactive展」では、アスカネットが動画や写真、物体を空中に浮かせて見せる空中ディスプレイ「AI (エアリアルイメージング)プレート」を出展しているほか、「Creative Life展」ではNTTドコモが空中に浮かび上がった3D映像を手で操作して、オリジナルのスマートフォンに仕上げる「One in a million」ブースを展開。実際には何もないところに表示される鮮明な映像とインタラクティブな演出が、多くの来場者を驚かせている。

アスカネットが展示する空中ディスプレイ「AIプレート」

NTTドコモの「One in a million」は、来場者が空中に浮かぶ3D映像を手で操作してスマートフォンを作る参加型コンテンツ

さらに、Interactive展の「JST ACCEL 身体性メディアプロジェクト」ブースでは、触覚のプロトタイピングツール「TECHTILE toolkit(テクタイルツールキット)」や鼓動に触れる「心臓ピクニック」、身体で感じるタップダンス「Karada Tap(カラダタップ)」など、"触覚"をテーマにした作品が展示されている。

触覚のプロトタイピングツール「TECHTILE toolkit」

身体で感じるタップダンス「Karada Tap」

スーパーコンテナ展

NTTの「変身歌舞伎」

貨物用コンテナを使って、参加型のインタラクティブアートや空間全体を彩るインスタレーションなどを展開する「スーパーコンテナ展」の注目は、日本電信電話(NTT)による「変身歌舞伎」。歌舞伎独特の化粧法である「隈取り」をモチーフに、同社の研究所の先端技術を組み合わせたインタラクティブ展示だ。来場者は入り口にズラリと並ぶ隈取りのお面を選び、それを付けた状態で写真撮影をすると、高精度に自動認識されて参加者の顔に隈取りが反映されるもの。

その後、巨大な立体顔面オブジェクトへのプロジェクションマッピングを楽しんだのち、SNSでシェアしたり、「お面」に印刷してプレゼントしてくれるという、楽しいコンテンツとなっている。

70種類のお面から選択

お面を装着して撮影

隈取がリアルタイムに反映

巨大な立体顔面オブジェクト

SNSにシェア

「お面」にしてプレゼント

TOKYO DESIGN WEEK 2016

【開催期間】前期:10月26日~10月31日、後期:11月2日~11月7日  ※11月1日は終日閉場 【時間】11:00~21:00(最終日は20:00まで) 【会場】明治神宮外苑絵画館前 【入場料】当日券 2,500円

透明なバブル型テントが夜のライトアップで幻想的な空間が広がる「AirTent展」