Cypress Semiconductorは6月15日(米国時間)、同社のPSoC 4 BLE(Bluetooth Low Energy)プログラマブル・システムオンチップおよびPRoC BLEプログラマブル・ラジオオンチップソリューションに、オプションとして256KBのフラッシュメモリと32KBのSRAMを追加した「CY8C41x8-BL PSoC 4 BLE」および「CYBL10x7x PRoC BLE」を発表した。

この新ソリューションは、同社が提供すrう統合設計環境(IDE)「PSoC Creator」で設計が可能で、外部メモリを必要とすることなくOTAでファームウェアアップグレードを行うことができるようになるという。

また、Bluetooth Low Energyのプロトコルスタックとプロファイルコンフィグレーションは、ロイヤリティフリーであるGUIベースの新しいPSoC内蔵無償IC「BLE Component」として提供されるという。

さらに同社では、256KBのチップを搭載した低価格BLE開発キットモジュールを提供しており、同モジュールを既存の49ドルの開発キット「CY8CKIT-042-BLE」に差し込むことで、PSoC 4 Pioneer Kitでデザインフットプリントをメンテナンスしながら、同社のBLEデバイスに容易にアクセスできるようになるという。

なお2ソリューションともにQFNパッケージとCSPパッケージで提供され、すでにサンプル出荷を開始しているという。

PSoC 4 BLEブロック図

低価格のBLE開発キットモジュール