雑誌『+DESIGNING』、雑誌『Web Designing』、『マイコミジャーナル』の3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第36回は、Webやグラフィック、プロダクトデザインなどで活躍する東治輝が登場。

東治輝プロフィール

2004年LOWORKSを設立。グラフィックを軸に、プロダクト、映像、建築、Webなどさまざまな媒体でイラストレーションを使ったヴィジュアル開発を行う。LOWORKSとしてのオリジナルワークの他に国内外のコラボレーションワークやメディアへのアートワークの提供など精力的に活動中。And A wallon vol5にてmobile wall paperが6月15日より配信されている

Q&A

――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?

東治輝(以下、東)「22歳です。好きな仕事をしたかったという理由から」

――これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。

「福岡のカフェ『Cafe + Space Beyond』の仕事。長い間たくさんの人が携わったプロジェクトで、その多くの人の思いが詰まった仕事でした。建築という今まで経験したことのない媒体を舞台に、イラストレーションを描いたりデザインをしたことによって、媒体に垣根をつくらず、いろんなことにチャレンジしていこうと思うきっかけになりました。思考の可能性が広がった仕事だったと思います」

Cafe + Space Beyond
CL:Yuji Usui(Cafe + Space Beyond) / AD、Artwork、De:Haruki Higashi(LOWORKS)

――この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?

「思ったことはありません」

――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?

「もっとトータルでプロデュースやブランディングができるようになりたいと思ってます。あとはモノをつくり、カタログをつくり、プロモーションをしてエキシビジョンをする、というプライベートワークを続けていきたいです」

――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。

「クロッキー帳、鉛筆、ステッドラーの製図用シャープペンと芯ホルダー、丸ペンなど」

東氏愛用のJosef Muller-Brockmann『Ein Pionier der Schweizer Grafik』

――尊敬している人を教えてください。

「身近な人たちみんなを尊敬しています」

――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。

「風呂と寝る前が多いですね」



――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?

「0~5日くらいです」

――理想的なオフの過ごし方は?

「遠くまで見渡せる大自然の中で、のんびりと心身ともにリフレッシュするのが理想です」

――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。

「カレーと生地と整理整頓」

――お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?

「飲みますが、外で飲むときだけです」

――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?

「同業ではありませんが、マイコミではWeb Designing編集部のMさん」

作品紹介

左:And A Wallon vol5.
CL:And A / AD、I、De:Haruki Higashi(LOWORKS)
右:LittlePlanet
CL:WWF JAPAN / AD、I、De:Haruki Higashi(LOWORKS)