米Analog Devicesは、HDTVを構成する半導体製品を"アドバンスドTVソリューション"とし、新ブランド「Advantiv」を立ち上げた。また、これらの半導体製品として、オーディオ向けプロセッサ「ADAV43x2」「ADAV44x2」、オーディオ向けD級アンプ「ADAU1590」「ADAU1592」「ADAU1513」、ビデオCODEC「ADV216」を合わせて発売した。

今回発表になった製品の特徴は、以下の通り。

オーディオ向けプロセッサ「ADAV43x2」「ADAV44x2」は、オーディオ処理用のDSP。24ビットのA-DコンバータおよびD-Aコンバータを内蔵。A-DコンバータのTHD+Nは-90、D-Aコンバータは-85。またDNRは95dBである。パッケージは80ピンのLQFP。

オーディオ向けD級アンプ「ADAU1590」の出力は11.5W(6Ω)、「ADAU1592」は18.0W(6Ω)、「ADAU1513」は14.5W(8Ω)。なお、ADAU1513はデュアルブリッジ接続となっている。THD+Nは0.005%、PSRRは65dB。パッケージは48ピンのLFCSPおよび48ピンのTQFP。

「ADV216」は、「Wavescale」と呼ぶ独自の圧縮技術を用いたビデオCODECである。圧縮方式はJPEG2000に対応。パッケージは、外形寸法が13×13mmのBGA。1,000個購入時の1個あたりの価格(参考)は17.35ドル。

いずれの製品も、すでに量産出荷を開始している。また、同社とASUStekで共同開発したワイヤレスHDMI機器の開発キットも用意している。

ワイヤレスHDMI機器の開発キットを利用したデモのようす。左側がDVDプレーヤと直接接続して映像を再生したもの。右側はUWBを用いた無線通信によって映像データを転送し、再生したもの。映像の遅延や劣化は特に感じない

ワイヤレスHDMI機器の開発キット