資格試験

マンション管理士の試験内容は?受験資格や仕事内容についてもご紹介!

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  • マンション管理士の資格取得を目指したいけれど、試験内容を詳しく知りたい
  • マンション管理士の受験資格が分からない、実務経験は必要?
  • マンション管理士の主な仕事内容が気になる

マンション管理士は、マンションの管理組合のコンサルタントとして、マンションに関する法律や構造・設備など幅広い知識を持つ、不動産業界で人気の国家資格です。

マンション管理士の資格取得を考えているけれど、詳しい試験内容が分からない、実務経験がないけれど受験資格があるのか確認したいなど、マンション管理士の試験について気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、難関試験として有名なマンション管理士の試験内容や受験資格、仕事内容まで資格取得を考えている方に役立つ情報を幅広くお伝えします。

マンション管理士の試験を検討している方や興味がある方は、当サイトに掲載している通信講座の内容と併せて、ぜひ参考にしてください。

マンション管理士の通信講座記事はこちら

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徳永浩光
【キャリアコンサルタント】

【キャリアコンサルタントとして経験を活かし、キャリア関してのサイトの監修】

国家資格キャリアコンサルタント所持。キャリア支援の観点から、理想のキャリアや働き方を実現するためのヒントとなる情報を発信。

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マンション管理士の試験内容や受験資格

マンション管理士試験は合格率が10%を下回る難関試験の一つです。

試験合格のためには、綿密な学習スケジュールが必要となり、試験内容や受験資格を正しく把握することが重要となります。

まずは、マンション管理士の試験内容や受験資格について詳しく見ていきましょう!

マンション管理士試験内容

試験日
  • 令和5年度試験 11月26日(日)
    13:00~15:00(2時間)
合格発表
  • 令和6年1月5日(金)
合格ライン
  • 36点
合格率
  • 10.1%
試験内容
  • 筆記試験(四肢択一マークシート式・50問)
試験会場
  • 札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・大阪市・広島市・福岡市・那覇市
試験受付期間
  • 令和5年9月1日(金)から10月2日(月)

※合格ラインと合格率は令和5年度試験の結果より

マンション管理士試験は、年に1回、毎年11月の最終日曜日(第4もしくは第5日曜日)に行われます。令和5年度試験は11月26日(日)です。

試験会場に関しては、全国47都道府県で開催されているわけではなく、8都市13会場で行われます。会場は自分で選択できず、受験票にて各自確認できます。

申込方法は「郵送」のみ、受付期間に関しては消印有効です。

試験時間は2時間で、四肢択一50問の試験が行われ、管理業務主任者試験に合格している場合、5問免除の制度を利用できます。

合格率は7%~9%と難易度が高い試験であるため、十分に試験対策を行って試験に臨みましょう。

令和5年度の試験概要については、例年通りであれば6月に官報に公告されるため、検討している方は忘れずにチェックしてください。

試験範囲

マンション管理士の試験内容(試験範囲)について、実施要領として公表されているものを詳しくお伝えしていきます。

  • マンション管理に関する法令及び実務に関すること
    建物の区分所有等に関する法律・民法・不動産登記法・マンション標準管理規約・マンション標準管理委託契約書・建築基準法・都市計画法・消防法・住宅の品質確保の促進等に関する法律等
  • 管理組合の運営の円滑化に関すること
    管理組合の組織と運営・管理組合の業務と役割・管理組合の苦情対応と対策、管理組合の訴訟と判例・管理組合の会計等
  • マンションの建物及び付属施設の構造及び設備に関すること
    マンションの構造と設備・長期修繕計画・大規模修繕・建物と設備の診断等
  • マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
    マンションの管理の適正化の推進に関する法律・マンション管理適正化指針等

マンション管理士試験はマンションの管理組合のコンサルタントとして、マンション管理組合の運営や相談・会計管理、マンション住民トラブルの解決、大規模なマンション修繕計画の立案・依頼・各種手続きなどの業務を行なうために必要な知識を問う試験内容です。

マンション管理に関する幅広い知識が必要となるため、試験対策では基礎を総合的に学習し、要点を押さえる必要があります。

マンション管理士受験資格

マンション管理士の受験資格は特にありません。

年齢や学歴・性別等は関係なく、不動産やマンションに関する知識や経験がない方でも申し込み可能です。

受験資格は特にありませんが、管理業務主任者試験に合格している場合は試験の5問免除制度がありますのでダブルライセンスを考えている方は有効活用しましょう!

マンション管理士の主な仕事内容は?

マンション管理士の主な仕事内容は、マンションの管理組合のコンサルタントとしてマンション管理組合の運営に携わり、マンション内で発生する諸問題に対応することです。

具体的な業務内容としては以下のとおりで、マンション管理に関するさまざまな業務を行います。

  • マンション管理組合の運営や相談・助言
  • マンション内の住民トラブルの解決
  • 大規模なマンション修繕計画の立案
  • マンション管理規約の作成・変更
  • マンション管理組合の会計処理

この中でも特に対応する機会が多いとされている「マンション管理組合の運営や相談・助言」「マンション内の住民トラブルの解決」「大規模なマンション修繕計画の立案」についてその業務内容を詳しく見ていきましょう。

マンション管理組合の運営や相談・助言

マンション管理組合の多くは専門知識を持たない一般住民が運営しています。

そのため、マンション管理組合からマンションに関する相談を受けた際に、助言やアドバイスをするのが、マンション管理士の仕事です。

具体的な内容としては、会計処理方法や運営コスト削減のアドバイス、管理組合の理事会・総会への出席や、定期総会の議案書点検をすることなどが挙げられ、マンション管理組合の運営を総合的にサポートします。

マンション内の住民トラブルの解決

マンションには多くの人が生活しているため、騒音トラブルや喫煙トラブル、エレベーターや廊下、駐輪場といった共有スペースの使用方法に関するトラブルなど、さまざまなトラブルが発生します。

住民同士で解決できなかった問題に関して、マンション管理士が間に入り、問題解決するのも大事な業務の一つです。

マンション内での住民トラブル対応はマンション管理士として対応する機会が多くありますが、不公平にならないよう注意しながら慎重に行いましょう。

マンション管理に関する専門知識だけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力が問われる業務です。

大規模なマンション修繕計画の立案

築30年以上のマンションは老朽化が進み、大規模修繕を行うなど保全が必要です。

管理組合でマンションの老朽化対策を話し合う場に参加し、アドバイスや助言を行う、計画を立案する業務があります。

大規模修繕には外構工事や外壁の塗り直し、老朽化したエレベーター交換も含まれるなどさまざまです。

長期修繕計画や大規模修繕の必要性を見極めて計画立案を行うことは、マンション管理士にとって重要な業務の一つでしょう。

まとめ

今回はマンション管理士の試験内容や受験資格、仕事内容について紹介しました。

国民の約8人に1人がマンション暮らしをしている日本において、マンション管理の専門知識を持つマンション管理士はますます需要が高まると考えられています。

受験資格はなく、誰でも試験に挑戦できる資格ですが、合格率は10%を下回る難関試験です。

記事を参考にしながら、試験内容を把握し、綿密な学習スケジュールを立て試験合格を目指しましょう!

また、当サイトに掲載している通信講座の内容も、ぜひ参考にしてください。

マンション管理士の通信講座記事はこちら

徳永浩光

キャリアコンサルタントの国家資格を所有しています。実際に資格取得で役に立った情報をお届けしていきますので、これから資格取得を考えているあなたの手助けができれば幸いです。

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コメント

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