2013年からサービスを開始した「資格スクエア」は、予備校や従来の通信教育とはまったく異なる、新時代のオンライン学習サービスです。
予備校のように通学を必須スタイルとせず、またこれまでの通信教育のように、テキストが大量に送られてくるだけの学習法とは一線を画します。
また、その受講実績は、2016年7月~2019年7月の3年間で、有料会員数が約7倍に増加、無料会員数は約4倍に増加するなど、新進気鋭の人気オンライン講座として成長を続けています。
この記事では、「資格スクエア」のオンライン学習講座としての特徴と受講者による評判・口コミ、また他社の通信講座との比較をもとにした、資格スクエアを受講することのメリット・デメリット、受講がおすすめできる方についてご紹介します。
資格スクエアの受講を検討中の方、あるいは資格試験の勉強方法で迷われている方にとって、学習手段の選択をお手伝いできる、役立つ情報を紹介するのでぜひ参考にしてください。
資格スクエアのオンライン通信講座としての特徴
資格スクエアは、資格学習において多くの方が悩みを抱える「勉強しているのに合格できない」という課題を解決するための、明確な講座設計をしています。
試験勉強において難点となるであろう、
「アウトプット量の不足」
「苦手分野が把握できず、非効率な勉強を続けてしまう」
「学習ステップが不明確で、モチベーションが保てない」
「本番で実力が発揮できない」
といった4つの課題を、すべて解決するための独自のカリキュラム・学習法を設けています。
それぞれの課題を達成するべく掲げられたカリキュラムと学習法は、そのまま資格スクエアにおける講座の特徴と重なるため、以下にあわせてご紹介します。
大幅なコストカットにより、良質の勉強法を提供
資格スクエアでは、合格に直結しない「立派な校舎」や「広告宣伝費」などの無駄なコストを大幅にカットし、合格に必要な「テキスト」「問題演習」「講義」「サポート体制」に集中して資金を投入することで、受講料を抑えながらもクオリティの高い学習を提供しています。
たとえば、資格スクエアのメイン講座である「司法試験予備試験講座」の料金プランを例にとってみると、個別指導や論文添削を含めた学習サービスが、大手予備校よりも低価格で販売されています。
一般的に、予備試験対策講座は100万円以上のまとまった受講料を要する場合が多いため、予備校や通信講座を受講したいけれど、高額な受講料の支払いがネックとなっている方にとって、資格スクエアは大変魅力的なオンライン学習講座といえるでしょう。
そしてなんといっても、コストを抑え低価格受講料を実現しながらも、質の高い学習法を提供しているところに、資格スクエアの真髄があります。
試験日から逆算して学習スケジュールを組み、インプット学習を高速で行ったら、徹底してアウトプット学習を進めていく、この「逆算思考+アウトプット重視」の学習スタイルが資格スクエアの大きな特徴です。
試験勉強においては、いかにアウトプット量を確保できるかが重要なカギを握るため、常にスケジュール内で問題演習の量を稼ぐことを意識して、勉強を進めていかなければなりません。
加えて、長年大手予備校で多くの合格者を輩出してきたプロの講師が多数在籍し、受験に役立つ講義を受講生が飽きない工夫で提供しています。
資格スクエアは、受講費用・カリキュラム・講義の3方面から受講生をサポートします。
講義も問題演習も学習管理もすべてオンラインで完結
資格スクエアの講義は、すべてがオンラインで視聴できます。
またオンライン講義に加え、問題演習や辞書機能、さらにはオンラインレジュメの重要箇所にマーカーを引いたり、付箋を貼ったりといったカスタマイズ機能までもが、WEB上で完結するよう学習システムが一元化されています。
そのため、受講生はスマートフォンやパソコン・タブレットを使用して、いつでもどこでもご自身の好きなタイミングでの学習が可能です。
かさばる紙のテキストや問題集、分厚い辞書を持ち歩く必要はもうありません。
手軽で気軽なWEB学習機能を日々の生活において活用することで、これまで解決が難しかった資格学習における課題「アウトプット量の不足」がカバーできます。
毎日が忙しい社会人や家庭を持つ方にとって、場所や時間を気にせず、スマホ1つで学習を確保できるこのWEB学習システムは、非常に効率のいい合理的な学習法といえるでしょう。
また、講義視聴の進み具合や問題演習の成績を一目で確認できる学習の進捗管理も、WEB上で実施できます。
さらに、学習の進行に合わせて、その都度軌道修正を図るために必要なフォローアップや個別指導などのサポート体制も充実しており、学習ステップを見失うことなくモチベーション維持に努められます。
AIによる教育サービスを展開
資格スクエアは、学習においてAI=人工知能を積極的に採用しているのも、他社の講座と比較した際の大きな特徴のひとつです。
大きく分けて2つの学習機能にAIを活用していますが、ここでは、まず1つ目に「脳科学ラーニング」をご紹介しましょう。
脳科学ラーニングは、脳科学に基づいた問題演習機能で、受講生がオンライン上で問題を解くたびに蓄積されていく「学習履歴」をAIが分析することにより、その理解度に応じて問題を提示してくれるというシステムです。
学習データをもとに、受講生の苦手な問題を優先的に出題することで、効率的に弱点が克服できるようサポートしてくれます。
ひとりで勉強していると把握するのが難しい「苦手分野」を重点的にトレーニングできるため、得意なところ、やりやすいところばかり繰り返し勉強してしまうような、能率の悪い学習とはお別れできるといった利点があります。
2つ目にあげる人工知能を駆使した学習機能は、AIによる予想模試「未来問」です。
未来問は、AIが資格試験の過去問における「出題頻度」と「出題傾向」から、来年の問題を予測し、予想問題を作成する機能です。
未来問のカテゴリー的中率は、宅建試験で78%、社労士試験で64.3%と非常に精度が高く、具体的な単語や表現の違いこそあれ、ほとんど同じ問題が本試験で出題されるといった実績が多数あります。
出題傾向を高い確率で予測できる「未来問」を活用して繰り返し演習することは、本番で実力を発揮するための大きなトレーニングになるでしょう。
このようにAIを活用した学習は、人の手による先入観や偏りを排除し、純粋に過去のデータのみから分析し方法論を実行する、まったく新しい勉強のやり方を可能にします。
資格スクエアで取得できる資格講座
資格スクエアでは、以下にあげる資格・実務講座を提供しています。
公式ホームページには、講座の開講シーズンに合わせて講座情報が随時解禁されます。
気になる講座がある方は、折に触れて講座のリリース情報を確認しておくといいでしょう。
資格講座名 | プラン名 | プラン内容 | 講座費用 |
司法試験 予備試験講座 | ・(23・24年対策)9期:合格フルパッケージ | ・講義ノート ・論文問題集 ・短答問題集 ・予備試験入門テキスト ・判例集 ・論証集 ・基本書 ・短答アプリ ・論文答案用紙 |
・759,000円 |
弁理士講座 | ・短答対策パック
・論文対策パック |
・入門講座/基礎講座/青本講座/短答対策講座/論文対策講座 講義時間:約365時間・解説講義動画+3回分の論文添削(特許・意匠・商標1回ずつ)・青本講座/書き方講座/解き方講座実践講座 24回分の添削付き(特実・意匠・商標8回ずつ) |
・161,000円
・140,800円 |
行政書士講座 | 森Tの1年合格講座 | ・質問機能ありプラン:165,000円
・質問機能なしプラン:154,000円 |
|
信託財務プランナー講座 | 信託財務プランナー講座 | ・全10回の講座 ・確認テスト ・最終課題の提出講義時間:約5時間(全10回) |
11万円
※弁護士・司法書士・行政書士・税理士の資格をお持ちの方に限り、5万5,000円となります。 |
相続遺言プロフェッショナル講座 | 相続遺言プロフェッショナル講座 | ・相続手続きⅠ ・相続手続きⅡ ・遺言書作成 ・相続遺言コンサルティング ・民事信託の手続き講義時間:約5時間/講座 |
3万3,000円/講座 |
G検定対策講座 | G検定対策講座 | 公式テキストに準拠したカリキュラム | 6万6,000円 |
また、以上の講座に加え資格スクエアでは、行政書士講座・司法書士講座・社労士講座・宅建士講座など、メジャーな法律資格講座を取り扱っています。
法律に関する資格の取得を目指す方には、ぜひチェックしておいていただきたいオンライン学習講座です。
資格スクエアの評判・口コミ
ここからは、資格スクエアを利用したまたは利用している方、あるいは講座説明会に参加したことがある方など、実際に何らかのアクションを起こした方による評判・口コミをご紹介します。
ポジティブな評判からネガティブな評判まで千差万別ですが、一部掲載いたします。
また、資格スクエアの各資格講座に対する評判・口コミもお届けします。
興味がある資格の評判・口コミを知りたい方は、ぜひご覧ください。
資格スクエアの良い評判・口コミ
まずは、資格スクエアについての良い評判・口コミをご紹介します。
スマホ1つで手軽な学習を可能にする、アプリの使い勝手の良さに関する口コミが数多く寄せられています。
資格スクエアのアプリ
手軽に勉強できて嬉しい
去年資格スクエアのアプリだけで190点超えてたので今年も短パフェは使わない方針で行きます
資格スクエアの司法試験短答問題アプリ、無料なのすごすぎないですか、、?
他の予備校で有料アプリもあるみたいだけど、それより何か劣るとかあるのかな、、?
とりあえず資格スクエアの短答アプリで気を紛らわそう。ほんとこのアプリ無料なのに問題数多くてありがたい…
アプリにおける口コミで多数を占めるのが、司法試験予備試験講座の「短答演習アプリ」に関するもので、脳科学に基づいた過去問ベースの演習問題を全7科目にわたり合計約3,500題、完全無料で提供している点に高い評価を得ています。
AI独自の機能により、間違えた問題を優先して出題するよう設定されているため、知識の定着を図るのにも最適です。
こちらの短答アプリは、資格スクエアで無料会員登録を行えば、どなたでも利用できます。
民訴の苦手意識やっと克服できたかも。重問の模範解答をテキスト&基本書参照しながら読む、を5周。6周目には論点抽出、激弱な答案構成ができるように。商法は3周目からそのレベル。民法も多分3かな。んで、資格スクエアのテキストめっちゃ分かりやすいことに今更気付くという。
また資格スクエアへは、テキストのわかりやすさに対する口コミも寄せられています。
資格スクエアにおける司法試験予備試験の教材群は、膨大な学習量を網羅し、体系的にまとめられた基本書を軸として提供されています。
法律をはじめて勉強する方でも理解しやすく、多くの受講生から支持される教材で学習できるのも資格スクエアの強みといえるでしょう。
資格スクエアのフォローアップ、本当に真摯に対応してくれはって感じええなぁ。説明が丁寧だし時間十五分に拘ったりしてる風を見せないからすごく安心して相談できる。あと短時間かつ電話越しなのに問題把握→解決提案が滑らかすぎて、「そんなこと言ってない……」ってまずならないの人として凄すぎる
資格スクエアには月1回20分フォローアップ(電話相談)がある。僕の前にやっていた相談が押したせいで僕の開始時間が15分ほど遅れた。遅れて電話してきた弁護士さんが丁重にお詫びして、本来20分のところ50分も熱を込めて相談に答えてくれました。本当にありがとうございました😀
そのほか、資格スクエアに対するポジティブな口コミでは、フォローアップ(学習進捗相談)に関するものも散見されました。
学習進捗相談は、月に1回、電話で学習における悩み相談に応じてもらえます。
質問や相談に対する担当講師の問題把握力、問題解決力はさることながら、所定の時間にとらわれず、熱意を持って対応してくれる姿勢に、感銘を受けた受講生も多いようです。
資格スクエアの残念な評判・口コミ
一方、以下のように資格スクエアには、ネガティブな口コミも寄せられています。
資格スクエア言うほどおすすめかなぁ…。
司法試験や司法書士の過去問アプリで改正がろくに反映されてなかったことを考えると、利用したくないんだけど。
マジで資格スクエア労働法遅いのどうにかならんの。あそこから選択やって間に合うとでも思ってんのー。
資格スクエアのアプリに法改正の反映がなされていなかったり、科目販売のリリース予定日が主観的に遅く感じていたり、といった不満がちらほらと見られました。
資格スクエアの社労士講座に関する評判・口コミ
資格スクエアの「社労士講座」に寄せられている評判・口コミを一部ご紹介します。
社労士合格するだけなら、格安の資格スクエアがいいのかな。
未来問の的中率もかなりなものだし。
個人的にはアガルート社労士講座が合うけど…
理想は、佐藤塾かな〜。
山川社労士予備校のテキストを大改訂して下さったら…
資格スクエア
無料の社労士問題アプリは
中々のクオリティだと思います。
資格スクエアの社労士の入門講座視聴してるけど、これテキスト読んでるだけやん🥺
板書もなんかテキストに書いてることをもう一回書いたみたいなのばっかやしwあんまりためにならんす
講座受講料の安さと無料アプリのクオリティの高さに対するポジティブな意見がある一方、講義や使用テキストに関するネガティブな意見も見受けられました。
資格スクエアの宅建士講座に関する評判・口コミ
資格スクエアの「宅建士講座」に寄せられている評判・口コミを一部ご紹介します。
来年頑張るみなさんに少しでもお役に立てれば…!
というわけで!(?)私が宅建勉強に使用した教材です~🌠
・みんなが欲しかった!宅建士の教科書&問題集【TAC】
・スッキリとける宅建士12年過去問【TAC】
・本試験をあてるTAC直前予想【TAC】
・0円模試【LEC】
・未来問【資格スクエア】
あ
資格スクエア宅建士チームからたまにくるメール一問一答が結構いいです。
資格スクエアの未来問半端ないって!司法試験の問題予想で6割当てるもん。そんなん出来ひんやん普通。
宅建であったら購入検討します。
軒並み肯定的な評価が多数を占める「宅建士講座」では、AI技術を駆使した予想問題集「未来問」や学習サポートサービス「メール一問一答」に対するポジティブな意見が多い印象です。
とくに宅建士試験においては、未来問の本試験におけるカテゴリー的中率は7割を超えるため、やっておいて損のない予想問題集といえるでしょう。
資格スクエアの弁理士講座に関する評判・口コミ
資格スクエアの「弁理士講座」に寄せられている評判・口コミを一部ご紹介します。
通学したくないのと、コスパで資格スクエアの弁理士講座にしたが、一人だとモチベーションの維持が大変だ、Twitterで同じ受験生の皆さんのツイートを見て頑張ります。
今は知らないけど、5年くらい前の資格スクエア弁理士試験入門講座はレジュメが良くなかった
内容が良くも悪くも基本書みたい
入門者には濃淡付けれず終始一辺倒
講義内容とも乖離してるから結局板書必須
法律系で板書を要するのはダメでも菊池先生の軽妙なトークは好き
LECでやってくれたらなぁ
著作不競はケータイ弁理士Ⅲという書籍で勉強してました。あとは、自分は短答まであまり論文の勉強をしてなかったので、一ヶ月で書き方を身につけるためにLEC宮口先生の講座を取ってました。論文に関しては、コンスタントに勉強をしていれば資格スクエアだけでも問題ないかもしれません💁
資格スクエアの弁理士講座を受講してるんだけど、通信だから都合で予備校に通えない自分にはいいんだけど、音声が時々周りの音を拾っちゃって、講師の声が聞きづらいことがある(ノД`)凄いストレスに感じるから、是非改善して頂きたい(ノД`)
オンライン学習特有のモチベーション維持の難しさや、講義動画の音声に関する改善を求める声が上がっています。
一方、講師の軽妙な話術を評価する意見や、論文をコンスタントに勉強できる方であれば資格スクエアの受講で満足できるのでは、といった意見も見られます。
資格スクエアの司法書士講座に関する評判・口コミ
資格スクエアの「司法書士講座」に寄せられている評判・口コミを一部ご紹介します。
話題になってる資格スクエアの司法書士アプリやってみた。
質が高くてオススメできます。
スッキリした今っぽい青いデザイン解説もちゃんとしてる。
無料だし、スキマ時間に気軽にトライできるし、いいですよ✨
資格スクエア2021合格目標の司法書士試験のテキスト読んでみたら、会社法は改正に対応していなかった。
資格スクエアの司法書士試験の講座、再チャレンジの速習コースが15%オフなのだけどキャンペーンコードがなかなか届かない。
い、いつ届くのだろうか。早く申し込みたいのに、、!
他資格同様、司法書士講座においても無料の問題演習アプリに高評価の口コミが寄せられています。
また他方では、テキストに法改正が反映されていないというネガティブな口コミや、割引価格でお得に受講できるキャンペーンコードの存在を示唆する口コミも見られました。
資格スクエアと他社の通信講座を比較
資格スクエアの特徴や強みをより理解するために、他社の通信講座と比較検証してみましょう。
ここでは、資格スクエアと比較されることが多い「アガルート」と「伊藤塾」を取り上げて比較解説します。
資格スクエアとアガルートの比較
まずは、資格スクエアと同様、オンライン学習に力を入れている「アガルート」と資格スクエアの講座における特徴についてお伝えします。
お互いのメイン講座である「司法試験予備試験講座」を例にとり、初学者からはじめられるオールインワンのプランで比較してみましょう。
資格スクエア「司法試験予備試験講座」のプラン概要
講座プラン名 | 講座料金 | 講座内容・教材 | 添削 | 学習支援 |
合格フルパッケージ | 759,000円(税込) | 講義:基礎講座・基礎問演習講座・論文過去問演習講座・短答対策講座・法律実務基礎講座・選択科目対策講座・未来問模試 教材:講義ノート・論文問題集・短答問題集・予備試験入門テキスト・判例集・論証集・基本書・短答アプリ・論文答案用紙 |
200通以上 | 合格読本・合格ロードマップ(4種類)・ステップ学習シート・体系目次 |
製本テキスト無しプラン | 719,400円(税込) | 200通以上 | 合格読本・合格ロードマップ(4種類)・ステップ学習シート・体系目次 |
アガルート「司法試験予備試験1年合格カリキュラム」のプラン概要
講座プラン名 | 講座料金 | 講座内容 | 添削 | 学習支援 |
予備試験最短合格カリキュラム マネージメントオプション |
3,958,460円(税込) | 講義:総合講義300・論文答案の「書き方」・重要問題習得講座・予備試験 論文過去問解析講座・旧司法試験 論文過去問解析講座・短答知識完成講座Ⅰ・Ⅱ・司法試験 予備試験短答過去問解析講座・法律実務基礎科目対策講座・一般教養科目対策講座・選択科目対策講座・予備試験答練・法律実務基礎科目答練・論証集の「使い方」
講義時間:約850時間
|
最大250通程度 | ・質問制度 ・動画ホームルーム ・講師によるラウンジ指導(週1回・1時間程度) ・講師による進捗管理・答案指導ほか ・ラウンジ利用可 |
予備試験最短合格カリキュラム 法科大学院入試(ロースクール入試) 過去問解説講座 |
327,800円(税込) | ・質問制度 ・動画ホームルーム ・講師によるラウンジ指導(週1回・1時間程度) ・講師による進捗管理・答案指導ほか |
||
予備試験最短合格カリキュラム/ライト | 822,800円(税込) | 100通程度 | ・質問制度 ・動画ホームルーム ・月1回の定期カウンセリング(30分程度) |
|
予備試験最短合格カリキュラム | 932,800円(税込) |
どちらの講座もすべてのプランにおいて講義の内容は同一で、添削や学習支援サービスなどサポート体制の充実度に違いが見られます。
資格スクエアは以前まで提供されていた7期のプランから8期に一新され、料金がより安く設定されました。
また、より安い費用で勉強したい方向けに「製本なしプラン」を設定するなど、利用料金に重きを置いていることがわかります。
一方アガルートは、論文答案の「書き方」や論証集の「使い方」についても一講義として解説を聞き復習できるよう、総じて全体を網羅できるような講座作りになっているのが特徴です。
また、まったく校舎などの施設を構えない資格スクエアに対し、アガルートは、東京・神奈川・大阪・京都に計7ヶ所のラウンジと呼ばれる学習スペースを設けています。
ラウンジでは講師による指導を直接受けられ、随時質問や相談に応じてもらうことも可能です。
資格スクエアもアガルートも適宜割引を行っているため、気になる方は公式ホームページなどをこまめにチェックしておくといいでしょう。
資格スクエアと伊藤塾の比較
司法試験予備試験の最短合格を狙える「伊藤塾」の新規開講コースをピックアップして、資格スクエアの予備試験講座と比較します。
資格スクエアの司法試験予備試験講座によるプランの概要はこちらです→資格スクエア「司法試験予備試験講座」
伊藤塾「司法試験入門講座 予備試験1年合格コース 」のプラン概要
講座プラン名 | 講座料金 | 講座内容 | 添削 | 学習支援 |
本科生+リーガルトレーニング | 1,298,800円 | 講義:基礎マスター・論文マスター(法律基本科目)・基礎マスター・論文マスター(法律実務基礎科目)・リーガルトレーニング(基礎編・実践編) 講義時間:610時間+131回 |
添削あり | ・質問制度 ・スケジュール制度 |
本科生 | 1,121,900円 | 講義:基礎マスター・論文マスター(法律基本科目)・基礎マスター・論文マスター(法律実務基礎科目) 講義時間:610時間 |
・質問制度 ・スケジュール制度 |
こちらは、8年連続、勉強期間1年という強者合格者を輩出している伊藤塾が、満を持して開講した新規のコースです。
ベースとなる「本科コース」と、オプションである「リーガルトレーニング」と「WEB学習支援システム」との組み合わせで、4種類の講座を提供しています。
講義は基本的にオンラインのライブ配信で行われ、Zoomを活用し、ご自宅にいながらリアルタイムで受講できます。
資格スクエアをはじめ、その他の通信講座では収録講義を主としているため、伊藤塾のライブ講義はより臨場感にあふれ、新鮮に映るかもしれません。
もちろん、配信の翌日以降はオンデマンドによる視聴も可能であるため、見逃してしまった場合でも安心です。
講義時間は資格スクエアの約520時間に対し、610時間~とややボリュームがあります。
また資格スクエアとは異なり、伊藤塾は全国に8ヶ所の校舎を配し、通学コースも開講しています。
オンライン学習だけでは維持するのが難しいモチベーションや学習のペースメイクを行いやすいため、リアルな教室受講を望む方も多いのが特徴です。
そういった面も反映されてか、伊藤塾は資格スクエアよりも受講料が高額です。
伊藤塾の受講料は資格スクエアの同程度プランと比較して、おおむね1.3~2倍の金額で販売されており、資格スクエアの受講に比べて経済的な負担が大きくなります。
ご自身の財政状況を考慮し、経済力に見合った学習方法を選択するようにしましょう。
資格スクエアを受講した場合のメリット
では、オンライン学習の手段として資格スクエアを受講した場合、具体的にどういうメリットが得られるのでしょうか。
評判や口コミで多く寄せられた情報をもとに、3つのメリットをお伝えします。
人気講師のオンライン講義を低価格で視聴できる
前述した他社の通信講座と比較した結果からもわかるように、資格スクエアの相場よりも安い講座料金は、受講を考えている受験生にとって最大のメリットです。
無駄なコストをカットした事業運営に加え、合格に必要な範囲に絞ったコンパクトな学習が、受講生の経済的負担を減らす下支えとなっています。
このリーズナブルな講座料金で、長年業界をけん引してきた、人気講師による講義が視聴できるのは、資格スクエアで学ぶ醍醐味であるといえるでしょう。
資格スクエアの一番のデメリット、高野先生(6期は吉野先生も含めて)の講義がよすぎて他の先生の講座を取った時に不満を感じてしまうところかもしれない
とりわけ、多くの受講生にとって、司法試験予備試験講座における講義満足度が高いようです。
オンライン学習において、質のいい講義動画を求める方にぴったりの配信サービスです。
クオリティの高い問題演習アプリを無料で利用できる
資格スクエアの各講座で提供されている問題演習アプリは、無料会員登録を行えばどなたでも無料で利用できる、学習者にとって嬉しいアプリです。
収録問題数が豊富なのはもちろん、独自のAIアルゴリズムにより、間違えた箇所、苦手な分野を自動的にピックアップして出題してくれるため、弱点を潰しつつ効率のいい学習が可能となります。
資格スクエアでも司法書士過去問アプリがあるので、まだやったことないならお試しあれ。無料だけどクオリティ高いです。
満足度の高いフォローアップ
資格スクエアでは、実際に勉強を始めてみると気付く、さまざまな問題を解決するためのフォローアップサービスを提供しています。
資格スクエアのフォローアップめちゃくちゃ良かった…😭
質問全てに丁寧に答えてもらえたし何より学習スケジュールの軌道修正してもらえたのが一番大きい。
ただ弁護士さんとマンツーマンで話してるっていう事実に緊張して終始早口になってしまった…。聞き取りづらくしてしまって申し訳ないです…。
電話で直接、質問・相談ができるため、その場で問題解決が図れる効率のいいサービスです。
講座によってばらつきがありますが、司法試験予備試験講座の逆算プレミアム・逆算プランにおいては月に1回、15分間のフォローアップを利用できます。
資格スクエアを受講した場合のデメリット
一方で、資格スクエアを受講して後悔した方がいたり、ここがもっとこうであればいいのに……!と改善を望む声があったりするのも事実です。
以下に、資格スクエアを受講した方が感じたデメリットを3つご紹介します。
法改正が反映されていないことがあった
資格スクエアのアプリ
とても良いが、債権法改正が盛り込まれてないな-。
資格スクエアは、おもに法律資格の講座を扱うオンライン学習サービスです。
法律資格の勉強では、法令を学びます。
法令には改正がつきものであり、試験では直近の法改正について出題されることが多いため、試験勉強においては最新の法令に知識をアップデートしておく必要があります。
法改正に敏感である受験生にとって、法改正に対応していない教材で学習することに不安を感じる方は少なくないでしょう。
市販のテキストを使用している講座がある
いまさらどうしようもないのですが、
資格スクエアではなく、社労士24の社労士講座を選ぶべきだったと思います。
資格スクエアで使うテキストはオリジナルテキストではなく、市販で売られている『受かる!社労士テキスト&問題集』だけです。
正直このテキストが届いた時点で察しましたけど🙌🏻
少なくとも、資格スクエアの社労士講座のテキストは、市販の日本経済新聞出版が発行する『うかる!社労士 テキスト&問題集』のみを提供しています。
余分なものをそぎ落とし、洗練されたオリジナルテキストを望む方にとって、社労士講座の受講は、ひょっとすると不満が募るお買い物となってしまうかもしれません。
しかし、決してテキストの評価が悪いというわけではなく、あくまでも講座のオリジナルテキストを求める方にとって残念なお知らせであるという次第です。
問い合わせに対する返信が遅いことがある
資格スクエアにメールで問い合わせして数日。ネットをメインにサービスを提供している会社とは思えないぐらい、問い合わせに対するメールへの返信が遅い。
校舎を持たない、完全なオンライン学習サービスでありながら、お問い合わせに対するメール返信の遅さについての口コミがちらほらと見受けられました。
質問タイミングや担当者の業務都合など、返信が遅い理由はいくつも考えられますし、現在は改善されているかもしれません。
資格スクエアのオンライン学習講座がおすすめできる方
以上、資格スクエアの特徴、利用のメリット・デメリットから推察される、資格スクエアを受講するのがおすすめできる方は以下の通りです。
- 受講料を抑えて資格取得講座を受講したい方
- オンライン学習をメインに試験勉強に励みたい方
- AI技術のサポートにより、合格まで導いてもらいたい方
資格スクエアで開講されている講座は、軒並み相場よりも低価格で販売されていますし、オンラインで利用できる機能が多く、スマートフォンやパソコンなどのデバイスを使用した学習に魅力を感じる方にとって、好適な学習講座といえるでしょう。
また、資格スクエアの特徴のひとつであるAIによる「脳科学ラーニング」や「未来問」などの学習サービスは、これからますます技術革新が進み、精度やサービス自体の充実度共に向上することが予想されます。
上記に当てはまる方は、ぜひ資格スクエアの公式ホームページへアクセスして、気になる講座の詳細をチェックされてみてください。
まとめ
世の中にあまたある通信講座やオンライン学習サービスは、それぞれに講座としての特徴を持ち、また受講に際してのメリット・デメリットも持ち合わせています。
この記事では、比較的多くの方が感じている評判・口コミをピックアップし、受講した場合の利点・欠点と共に、資格スクエアの受講がおすすめできる方まで紹介しました。
資格スクエアに興味を抱いている方、法律系資格の通信講座選びで迷われている方は、ここでの内容を参考に、ぜひ選択材料としてお役立てください!