MIV-Xは、MIV-500で実現されていた「最大400mm×600mmの範囲を約20秒で検査」という基本性能を継承しつつ、“よりクリアな画像を取得できるノイズ除去を可能とするフィルタ機能”の追加や、“検知された異常の寸法などを計測したりマーキングする機能”の搭載、“最小検知可能サイズを従来のΦ1mmからΦ0.5mmへの向上(レーザの光軸調整も可能なため、照射の均一性も向上)”といった機能強化が行われたモデル。構成としては、カメラユニット、制御ユニット、振動子、制御PCソフトといったものとなっている。

なお、同製品の希望小売価格は1250万円(税別)で、同社では発売から1年間で国内外合わせて合計20台の販売を目指すとしている。