Game Benchmarks

Call of Juarez
Techland
http://downloads.guru3d.com/download.php?det=1642
CRYSiS
Electric Arts
http://www.ea.com/crysis/home.jsp
FarCry v1.4
UBISOFT
http://www.farcry-thegame.com/uk/home.php
Lost Planet
CAPCOM
http://www3.capcom.co.jp/lostplanet/
World in Conflict
Sierra Entertainment, Inc.
http://www.worldinconflict.com/splash/index.html
FarCry Benchmark v1.8.0.0
Splinter Cell:Chaos Theory Benchmark v1.2
HardwareOC Benchmarks
http://www.hocbench.com/

グラフ29

さてゲームベンチである。まずグラフ29がOverallだが、World in Conflictを別にすると全てが「今一歩」といったところ。

グラフ30

グラフ31

グラフ32

グラフ33

グラフ34

グラフ35

グラフ36

グラフ37

グラフ38

グラフ39

Call of Jualez(グラフ30)では、Core 2 Quadと見事なほどの平行線を描いている。これはCRYSiS(グラフ31)も同じで、本当に「あと一歩」程度の差でしかない。幾分数字がばらつくのはFarCryであるが、4つのテスト(グラフ32~35)を見るとどれも「Core 2 QuadとAthlon 64 X2の丁度中間」といった性能になっており、実に惜しい感じである。LostPlanetでは、Snow(グラフ36)はほぼ同等だが、Cave(グラフ37)の1280×960ピクセルで大差が付いてしまっているのが惜しい感じだ。World in Conflictは、Medium(グラフ38)では初めてPhenomが優位にたつが、Very High(グラフ39)では再びCore 2 Quadに逆転されている。

どうもゲーム、というよりはGPUを使うアプリケーション(PCMarkのグラフィック関係とか、CineBenchのShader Testを含む)では、全般的にちょっと性能が低くなる印象が否めない。ただこれは純粋にCPUの問題なのか、チップセットの問題なのか俄かに判断しがたい部分だ。個人的には、ことGPUの処理に関してはPCI ExpressのRoot Complexに近いところにMemory Controllerが置かれているIntelの方式が今のところ有利、という気がする。もっともIntelもNehalem世代でCPU側にMemory Controllerを持ってくる訳で、こうなったときにこうした3D系の性能がどうなるか、ちょっと楽しみではある。