Part 2まとめ

そんなわけでPart 2の結果を振り返ってみると、まずMemoryのGanged/Ungangedの差は、実際のアプリケーションには殆ど無関係という感じである。前編で定性的なテストを行うとメリット/デメリットが出やすかったが、実アプリケーションではそこまで影響がない、ということだろう。

一方TLB Cache Disabledは、性能面で非常に大きなインパクトがあることが確認できた。ワーストケースでは性能が半分ほどに落ちてしまうわけで、やはりこの状態での常用は非常に辛いものを感じるのが正直なところだ。