前回「Google Workspace Studio」の基本的な使い方について説明しましたが、実は記事掲載直後にとても重要なアップデートが実施されており、なんと日本語でGoogle Workspace Studioが使えるようになっているのです。

  • Google Workspaceをビジネスで活用する 第138回

    「Google Workspace Studio」が正式に日本語に対応。アクセスすると既に日本語で利用できるようになっている

全表示が日本語に対応した「Google Workspace Studio」

実際、Google Workspace Studioにアクセスすると、すでに全表示が日本語に対応しており、日本語でのプロンプト入力にも対応していることから、日本のユーザーに取って格段に使いやすくなったことは間違いないでしょう。

出力する結果をあえて日本語に翻訳するようプロンプトに追記する必要がなくなったのも、大きなメリットといえます。とはいえ言語関連以外の機能やインターフェースに関して、大きな変化があった訳ではありません。

フローやステップ、変数などといった基本的な要素は変わらず、フローを作成する手順も前回紹介したものと大きな違いはないことから、前回の手順に従ってフローを作成することはもちろん可能です。

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    フローの作成ももちろん日本語で可能に。日本語でのプロンプト入力や、各種ツールへの出力も直接日本語でできるようになった

日本語対応でGeminiを活用したプロンプトからのフロー作成が実用的に

ただ日本語に対応したことで、とても実用的になった機能が1つあり、それはGeminiを活用した、プロンプトからのフロー作成です。

実はGoogle Workspace Studioは、前回のように手動でステップを追加してフローを作成するだけでなく、作成したいフローの内容を言葉で入力するだけで、その内容に沿ったフローを自動的に作成する機能が備わっているのです。

この機能を利用するにはまずGoogle Workspace Studioのトップ画面、フローの編集画面にいる場合は左側の「おすすめ」を選んで移動し、その後「Geminiにタスクを説明」という項目をクリックします。

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    プロンプトでフローを作成するには、「おすすめ」を押してGoogle Workspace Studioのトップ画面に移行した後、「Geminiにタスクを説明」の項目をクリックする

続いて、作成したいフローの内容をプロンプトで入力し「作成」ボタンをクリック。もちろん、入力するプロンプトは日本語で問題ありませんので、ここでは前回と同様に午前8時にメールの内容を要約し、Googleチャットで伝えるフローを作成するようプロンプトで入力してみます。

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    作成したいフローの内容をプロンプトで入力し、「作成」ボタンを押す

その後、少し待つと、入力したプロンプトに沿ったフローを自動で作成してくれます。作成したフローの内容を確認しますと、前回作成したフローと比べ、未読メールを要約するためのプロンプトの内容にやや違いがありますが、他に大きな違いはなく、目的通りのプロンプトを非常に簡単な操作で作成できていることが分かります。

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    実際に作成したフローを確認した所。メール要約のプロンプト内容がやや簡素になっているのを除けば、前回作成したフローと大きな違いはない

作成したフローの内容は後から編集もできますので、内容に不満があればアクションを変更したり、追加したりするなどしてカスタマイズし、より最適な内容に仕上げていくのがいいでしょう。

「おすすめ」の画面にフローのサンプルを用意

ただプロンプトの内容によっては、フローを完全な形で作成できない場合もあるようで、その場合は必要に応じて項目を追加するなどの対応が求められます。

Geminiも完全ではないだけに今後改善が求められる所ではありますが、複雑なアクションを考える必要なくフローのひな型を作ることは可能なだけに、メリットがあることは間違いありません。

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    「日時と場所が入ったメールが届いたら、その日時で予定を追加する」というより複雑なフローをプロンプトから作成してみたところ。大まかなフローは作成してくれるが、カレンダーに入力する内容など、細かな部分は手動での編集が求められた

ちなみにフローは、これまで紹介した直接作成する、プロンプトを入力する方法以外にもう1つ、簡単に作成できる方法が用意されており、それは「おすすめ」の画面に並んでいるフローのサンプルを選ぶことです。

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    「おすすめ」の画面にはさまざまなフローのサンプルが用意されているので、それらの中から目的のものを探して追加するのが最も簡単だ

この中には「受信トレイの管理」「会議の質を向上」など、目的に応じたさまざまなフローが用意されているので、その中から目的に合ったフローがあれば、そちらを選んで追加し、利用するのが最も簡単です。