「Nano Banana Pro」の登場で、AIで生成した画像にテキストを入れられるようになったことから、Google Workspaceでもさまざまなツールで文字付きの画像を生成できるようになりました。ただ、1つ困るのは画像なのでテキストなどの編集ができないことです。「Google Workspaceをビジネスで活用する」の過去回はこちらを参照。
とりわけスライド資料で問題なるのが、第129回で紹介した「Googleスライド」の「画像作成サポート」などは、スライドの見栄えを良くしてくれるものの、その内容を画像に置き換えてしまうため、後から編集するのが困難になってしまうという課題を抱えていました。
そうしたこともあってか、Googleスライドの画像作成サポートには仕様に変更され、新しいスライドを生成したり、スライドの見栄えを良くしたりする際には画像生成を用いず、Googleスライド上で編集できる内容でブラッシュアップを図るようになっています。
Googleスライドの「ブラッシュアップ」仕様変更で何が変わったのか
実際、従来の画像作成サポート同様、既存のスライドを選んで「このスライドをブラッシュアップ」を押すと、画像が生成されるのではなく、Geminiのサイドパネルが開いてプロンプトが入力される仕様へと変更がなされています。
その後の手順は大きく変わっていませんが、追加したスライドは文字や装飾なども含め、すべてGoogleスライドで編集できるものとなっています。画像作成サポートとは違って見た目の派手さは失われましたが、見栄えは良くしたいがまだ修正する可能性があるという場合には便利になったといえます。
そしてこの機能を活用すれば、ある意味で画像のみで生成されてしまったスライドのファイルをテキスト化し、修正することも可能です。そこでここでは、画像でスライド資料を出力する「NotebookLM」のスライドを、テキスト化して編集しやすくしてみましょう。
まずはNotebookLMで出力したスライドをパワーポイント形式(.pptx)で出力し、Googleスライドにインポートした後、Googleスライドの形式で改めて保存し、編集したいスライドを選びます。
この状態ではスライドが画像なので、どのスライドを選んでも「このスライドをブラッシュアップ」ボタンが現れません。そこで「このスライドをブラッシュアップ」ボタンを押した時に出力されたプロンプトをあらかじめコピーしておき、Geminiのサイドパネルから入力しましょう。
するとスライド画像の内容を基に、編集可能な状態のスライドを作成してくれます。当然内容は簡素化されてしまっているので、編集後に見栄えをよくしたいのであれば、「このスライドをブラッシュアップ」ボタンを押してください。
先ほどよりは見栄えのよいスライドが生成されましたが、それでも画像作成サポートと比べ見た目のインパクトが落ちることは確かです。
編集後に再び画像化する方法 - 画像作成サポートの使い分け
ただ、Googleスライドの画像作成サポート機能がなくなったわけではないので、もう編集は完了し、修正の必要がないというのであれば、改めて画像に変換してよりインパクトのある資料に変更することは可能です。
具体的には、メニューの「スライド」から「画像に変換して見た目を整える」を選びます。
以前の画像作成サポートと同様、画像を活用してより見た目にインパクトのあるスライドに変換してくれます。もちろん気に入らなければやり直すことも可能ですし、基の画像に近づけたいのであれば、近づけたい内容を入力して生成し直してみるのがよいでしょう。
ちなみに画像作成サポートで新しいスライドなどを作成したい場合は、メニューの「挿入」から「画像作成サポート」を選び、スライドや画像など、作成したい画像を選ぶことで、従来通りの使い方が可能となっています。






