8月20日に、ドイツ海軍のフリゲート「「バーデン・ヴュルテンベルク」が東京国際クルーズターミナルに寄港した。「なぜ、航空機の連載なのに軍艦の話を?」と奇異に思われそうだが、同艦はリンクスMk.88ヘリコプターを2機搭載しており、そのヘリコプターのハンドリングが今回のお題なのである。

ちなみに、「バーデン・ヴュルテンベルク」については、別連載連載「軍事とIT」の「東京に登場、非対称戦に特化した独フリゲート」において、詳しくお伝えしているので、興味がある方はこちらを参照されたい。→連載「航空機の技術とメカニズムの裏側」のこれまでの回はこちらを参照

  • 東京国際クルーズターミナルの岸壁に接岸する「バーデン・ヴュルテンベルク」。艦尾のヘリ発着甲板にリンクスMk.88が載っている 撮影:井上孝司

ハープーン・グリッド・システムは移送ができない

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