今回は「クエリのマージ」に用意されている6種類の結合方法(左外部/右外部/完全外部/内部/左反/右反)について、それぞれの考え方を紹介していこう。結合方法を間違えると予想外の結果になってしまうので、「どの方法で結合すべきか?」を見極められるように、必ず覚えておく必要がある。
実験用のデータ表(クエリ)
「クエリのマージ」を使ってデータ表を結合するときは、その結合方法に「左外部」または「内部」を指定するのが一般的だ。他の結合方法を使用する機会はあまり多くないが、状況によっては便利に活用できるケースもある。
それ以前の問題として、結合方法をよく理解しないまま「クエリのマージ」を使用するのは少し危なっかしい、ともいえる。この機会に、それぞれの結合方法について理解を深めておくとよいだろう。
ということで、それぞれの結合方法を指定したときに「どのような結果が得られるのか」を実験していこう。まずは、実験用に用意したデータ表を紹介する。