前回に引き続き、今回も「クエリのマージ」の使い方を紹介していこう。今回は、本テーマの主題ともいえる「2つのデータ表を結合するときの操作手順」について解説する。VLOOKUPやXLOOKUPと同様の処理を実現できるので、ぜひ使い方を覚えておこう。
結合するクエリの準備
前回は、2つのデータ表をそれぞれ「クエリ」として取得するところまで解説した。今回は、その続編として、実際にデータ表を結合するときの操作手順を解説していこう。
まずは、これまでの処理内容を“おさらい”しておこう。以下の図は、ある24時間ジムの「4月1日の利用状況」を記録したデータ表だ。ただし、このままでは「誰が利用したのか?」を把握できない。