
デスク「日本電波工業の社長・会長を歴任した竹内敏晃氏が亡くなったね」
記者「自動車やスマートフォン、パソコンなどの電気機器に使用される電子部品の材料素子として水晶が使われていますが、竹内氏はその電波の送受信に不可欠な水晶デバイスを手掛ける同社を世界大手にまで育て上げました」
デスク「同社は竹内氏の父親が創業した会社だよね」
記者「ええ。竹内氏は大学卒業後、日本アイ・ビー・エムを経て1977年に日本電波工業に入社し、海外企業との契約や事業提携を進める責任者などを務め、自動車分野などを開拓しました」
デスク「竹内氏の『人格の総和が製品に現れる』という言葉が印象的だったよ」
記者「父親の教えですね。毎週日曜日には教会の礼拝に出席するクリスチャンでもあった竹内氏は『お客様のために』という視点を欠かさず、水晶づくりに一生を捧げてきましたね」