Windows Latestは8月26日(現地時間)、「"It's optional," Microsoft on Windows 11 tool forcing Bing in Chrome, Firefox, and Brave.」において、Microsoftが開発した検索エンジンをBingに変更する新しいアプリへの反発に同社が回答を発表したと伝えた。
同アプリは「Microsoft Recommended Search Settings」と呼ばれ、インストールするとWebブラウザの検索エンジンやホームページをBingに変更する。それ以外に機能はなく、配布は専用ポータルサイトのみとされる。
ユーザーの間では将来的な広範囲への配布に懸念が高まっていたが、MicrosoftはWindows Latestの問い合わせに対し、ユーザーの同意なしに設定を変更する意図はないとの考えを示したという。
「WindowsやEdgeを通じた配布はしない
Windows Latestは上記の記事で、実際にポータルサイトから同アプリ(MicrosoftSettings.exe)を入手して検証している。インストーラーのサイズは22.2MBで、セットアップ中には設定変更の同意が求められる。インストールを完了するとWebブラウザが起動し、拡張機能の有効化オプションが表示され、有効にすると検索エンジンがBingへと変更される。
Microsoftの広報担当者は、Windows Latestに対して本アプリの概要を次のように説明した。
「これはユーザーがダウンロードおよびインストールを選択できるオプションアプリです。WindowsやEdgeを通じて配布されるものではなく、デフォルト設定の変更にはユーザーの同意が必要です。また、これら設定はいつでも調整可能です」
アプリを開発した目的には疑問も
今回のアプリを巡って、Windowsユーザーの間では意図しない設定変更の可能性を懸念する声が上がっていた。Microsoftの説明によれば、同社がWindowsやEdgeを通じてアプリを配布することはなく、通常のWindows利用で意図せず設定が変更されることはないという。
一方、このようなアプリを開発した狙いについては不明な点も残る。Windows Latestは記事の最後に「OSの改善が必要な部分の修正にリソースを投入する方が賢明」と述べ、Microsoftには優先して取り組むべき課題がほかにあると指摘している。
