Windows Centralは8月19日(米国時間)、「Windows 11 will soon let you block camera and mic access for any individual desktop app|Windows Central」において、Windows 11の設定アプリがWin32アプリの個別のセキュリティ設定に対応したと伝えた。

Windows 11の設定アプリには、カメラやマイクへのアクセスを一括またはアプリ単位で調整する機能がある。設定アプリの「プライバシーとセキュリティ」→「アプリのアクセス許可」セクションから設定する機能だが、この設定はWin32アプリに対しては一括設定のみが提供されてきた。

そのためGoogle Chrome、Discord、Steamなど主要なアプリを個別に設定することができず、Windows 11の設定アプリだけでは、アプリごとに細かく制御できなかった。この問題がWindows Insider ProgramのExperimentalチャネルからリリースされたWindows 11ビルド26340.9212にて改善されたことが確認された。

アプリでカメラ・マイクへのアクセスを個別に設定可能に

この機能の改善はXユーザーの@jakub25050氏により発見された。同氏が公開した画像からは、従来の「デスクトップアプリ」の項目が削除され、UWPおよびMSIXアプリと同列にWin32アプリの設定が可能になったことが確認できる。

  • 新しいプライバシーとセキュリティ設定画面の例 引用:@jakub25050氏の投稿

    新しいプライバシーとセキュリティ設定画面の例 引用:@jakub25050氏の投稿

投稿を受け、Windowsの未発表機能などを調査している@phantomofearth氏も検証し、機能フラグ「Win32SignatureIdentity(60730253)」を有効化することで確認できたと報告。一方で@jakub25050氏は機能フラグの有効化は必要なく、さらに機能フラグは壊れていたと述べ、テスト環境ごとに状況が異なる可能性を指摘している。

  • 現行のプライバシーとセキュリティ設定画面の例

    現行のプライバシーとセキュリティ設定画面の例

正式リリース時期は不明、現在はテスト段階か

公式発表は確認できていないが、今回のビルドバージョンから段階的なテストが開始されたとみられる。今後は公式発表およびテストの拡大、プレビューリリースが続く見込みだ。幅広いユーザーにメリットがあることから、順調なテストの進行および速やかな正式リリースが望まれている。