Windows Centralは8月15日(米国時間)、「I tried Windows 11's new customizable context menus, and they're a major improvement: Microsoft will let you restore Windows 10 style vertical layout for primary actions and more|Windows Central」において、Windows 11の新しいコンテキストメニュー(右クリックメニュー)の使用感を伝えた。

MicrosoftはWindows 11のユーザーインタフェースをWinUIで刷新する改善計画の一環として、エクスプローラーのコンテキストメニューをカスタマイズ可能にする計画だ。今回Windows Centralの記者は「最新のWindows 11プレビュービルドに隠されていた新しいコンテキストメニューのカスタマイズ機能を初めて確認し、早速試してみた」と述べ、Windows Insider ProgramのWindows 11ビルドから機能を発見し、試用した様子を伝えている。

不要な右クリックメニューを非表示に、Windows 10に近い表示も可能

この機能はWindows研究者の@phantomofearth氏の協力を得て発見された。同氏もXに概要を投稿し、その事実を明らかにしたが、公開した動画は本人により取り下げられている。Windows Centralの記者も試用環境や有効化の手順については明らかにしていない。

  • @phantomofearth氏もXで新機能の概要を紹介している

    @phantomofearth氏もXで新機能の概要を紹介している

新しいコンテキストメニューでは、メニューの最下部に「カスタマイズ」オプションが追加される。このオプションをクリックすることで、設定アプリの起動およびメニューのカスタマイズ画面を表示する仕組みだ。

カスタマイズの対象となるメニュー項目は次のとおり。

  • 送る
  • 印刷
  • ショートカットの作成
  • パスのコピー
  • 画像の回転
  • アプリ拡張機能

ユーザーは利用頻度の低い項目を非表示にすることで、コンテキストメニューを簡素化できる。Microsoftはコンテキストメニューの表示速度改善にも取り組んでいる。切り取り、コピー、貼り付けなどの操作については、現在の横並びのボタン表示だけでなく、Windows 10のようにメニュー項目として縦に並べることもできる。ユーザーはこれら設定を調整することで、Windows 10に近いコンテキストメニューを構成可能とされる。

アプリ拡張機能は、アプリによって追加されるメニューをアプリ単位で調整できるようにする。1つのアプリが複数のメニューを追加する場合、個々のメニューを個別に調整することはできない。アプリ拡張機能をサブメニュー化するオプションも提供され、このオプションを有効にした場合はアプリ単位の設定を無視してすべてのアプリメニューがサブメニュー内に表示される。

クラウドストレージ関連のアクションを専用のセクションにまとめるオプションも提供される。オプションを無効にすると、アクションがコンテキストメニュー内で分散する可能性がある。

なお、記者は試用時点のデフォルト設定が、ほぼすべて非表示だったことも伝えている。リリース前に調整される可能性はあるが、少なくとも試用段階ではメニューの高速表示に特化しており、ユーザーは必要に応じてメニューのカスタマイズが必要だと述べている。

正式発表は近日中か、旧式メニューへのアクセスも維持

記者はコンテキストメニューのカスタマイズ機能を高く評価している。旧式のメニューを表示する「その他のオプションを確認」の表示/非表示にも対応しており、ショートカットキー「Shift+右クリック」も残される見込みだ。

今回の変更は、Windows 11のコンテキストメニューに対する利用者からの意見を反映したものとされる。Windows Centralの記者は、この新しいカスタマイズ機能について、今後2週間以内にMicrosoftから正式発表される可能性があると予想している。