Windows Centralは2026年9月28日(現地時間)、「Microsoft Surface lead explains why there are no AMD Surface PCs: "We have to make our choices pretty wisely"|Windows Central」において、MicrosoftがSurfaceシリーズにAMDプロセッサーを採用しない理由を説明したと報じた。

近年のSurfaceシリーズにはIntelおよびSnapdragonプロセッサーが搭載されている。今秋以降には、NVIDIAのRTX Sparkを搭載したSurface Laptop Ultraも登場予定だ。

  • Surface Laptop Ultra 出典:Microsoft

    Surface Laptop Ultra 出典:Microsoft

AMDプロセッサーを搭載したSurface PCのみ存在しない状態だが、過去には搭載した実績がある。2019年に発売されたSurface Laptop 3では、IntelとAMDの2モデルが展開された。

しかし、その後継となるSurface Laptop 4を最後にAMDプロセッサーの採用は見送られ、現在に至るまで搭載デバイスは登場していない。Microsoftは長らくその理由を明らかにしてこなかったが、今回MicrosoftのSurface部門コーポレートバイスプレジデントを務めるBrett Ostrum氏が、Windows Centralの記者に明かしたという。

Microsoft、限られた製品ポートフォリオが背景と説明

Ostrum氏は「我々はAMDと仕事をするのが好きです」と前置きしたうえで、Microsoftの事業ポートフォリオは限られているため、どの製品で何を採用するかについて慎重に選択する必要があると説明した。

つまり、Surfaceの製品ポートフォリオは限られており、すべての選択肢を顧客に提示することはできず、製品仕様や制約に則したプロセッサーの選択を迫られた結果、AMDの採用には至らなかったとの回答だ。

この回答に対し、Windows Centralの記者は「納得がいきません」と述べ、説明を受け入れることはできないとの立場を示した。過去にAMDプロセッサーを搭載した実績があるにもかかわらず、なぜSurface Laptop 8で同じ事ができないのかと訴えている。

また、コードネーム「Sound Wave」として知られるAMDプロセッサーを搭載したSurface PCが開発中だったとの2025年の噂話を取り上げ、開発の継続と製品化を望む意見を表明した。記者はこの製品登場を心待ちにしていたようだ。

噂話から1年近くが経過しており、残念ながら希望はかないそうにない。少なくともOstrum氏の説明からは、AMDとの関係悪化が理由とはうかがえない。Microsoftの公式見解では製品ポートフォリオが限られていることが主な理由であり、この制約によってAMDは採用できなかったとの説明だ。